検索窓
今日:3 hit、昨日:12 hit、合計:99,341 hit

15 . ページ15

涼介side









大貴「涼介ー帰るぞー」








教室のドアの方から聞こえたのは、数時間前からは想像出来ないような大ちゃんの明るい声。








涼介「…うん。今行く!」






無理してないかな…









僕達は、二人並んで家路に着く。







涼介「ねぇ、大ちゃん体…」



大貴「あぁ、ありがとな。涼介が運んでくれたって聞いて…」









涼介「いやいや!当たり前だし!もっと頼ってくれてもよかったのに…。帰ったら薬、ちゃんと飲むんだよ!よく寝てね?」







大貴「分かった。じゃあな!」







涼介「また明日!」






大ちゃんは、僕の前では笑顔を絶やさず常に笑っていた。








僕を不安にさせないために。






自分が一番不安なはずなのに…









ちょっと言いすぎたかな…








でも、大ちゃんには元気でいて欲しいし…









.









───────── 僕の真っ暗な世界に光を与えてくれたのは大ちゃん。







僕に笑うことを教えてくれたのは大ちゃん。






僕の友達になってくれたのも大ちゃん。









あまりスムーズに話すことは出来ないけど、大ちゃんの人柄のおかげで今のクラスにも馴染めてる。







"山田涼介"というひとりの人として、受け入れてもらってる。









感謝してもしきれない。









もっと頼られる人になりたい。





そう強く思えた1日だった。

16 episode3 . Ryosuke→←14 .



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (49 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
239人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

くるすけ - お話を読ませてもらってます。何度もすいません。私、作者様の作品大好きなので、この作品を是非もっといい話にして下さいね!失礼しました。 (2019年5月13日 22時) (レス) id: 8dac6d8dcd (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - くるすけさん» はい!下書きがそろそろ尽きそうなので…妄想に励みます!← (2019年5月12日 22時) (レス) id: bc08b0a9bc (このIDを非表示/違反報告)
くるすけ - わざわざご返信ありがとうございます。いつまでも待っていますので、これからのお話を楽しみにしています! (2019年5月12日 21時) (レス) id: 8dac6d8dcd (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - くるすけさん» ありがとうございます!嬉しすぎます…涙。定期的に更新できるよう、頑張ります。 (2019年5月12日 11時) (レス) id: bc08b0a9bc (このIDを非表示/違反報告)
くるすけ - 更新楽しみにしています!お話大好きです!これから頑張って下さい! (2019年5月12日 11時) (レス) id: 8dac6d8dcd (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2019年4月30日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。