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涼介side
大貴「涼介ー帰るぞー」
教室のドアの方から聞こえたのは、数時間前からは想像出来ないような大ちゃんの明るい声。
涼介「…うん。今行く!」
無理してないかな…
僕達は、二人並んで家路に着く。
涼介「ねぇ、大ちゃん体…」
大貴「あぁ、ありがとな。涼介が運んでくれたって聞いて…」
涼介「いやいや!当たり前だし!もっと頼ってくれてもよかったのに…。帰ったら薬、ちゃんと飲むんだよ!よく寝てね?」
大貴「分かった。じゃあな!」
涼介「また明日!」
大ちゃんは、僕の前では笑顔を絶やさず常に笑っていた。
僕を不安にさせないために。
自分が一番不安なはずなのに…
ちょっと言いすぎたかな…
でも、大ちゃんには元気でいて欲しいし…
.
───────── 僕の真っ暗な世界に光を与えてくれたのは大ちゃん。
僕に笑うことを教えてくれたのは大ちゃん。
僕の友達になってくれたのも大ちゃん。
あまりスムーズに話すことは出来ないけど、大ちゃんの人柄のおかげで今のクラスにも馴染めてる。
"山田涼介"というひとりの人として、受け入れてもらってる。
感謝してもしきれない。
もっと頼られる人になりたい。
そう強く思えた1日だった。
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くるすけ - お話を読ませてもらってます。何度もすいません。私、作者様の作品大好きなので、この作品を是非もっといい話にして下さいね!失礼しました。 (2019年5月13日 22時) (レス) id: 8dac6d8dcd (このIDを非表示/違反報告)
朔(プロフ) - くるすけさん» はい!下書きがそろそろ尽きそうなので…妄想に励みます!← (2019年5月12日 22時) (レス) id: bc08b0a9bc (このIDを非表示/違反報告)
くるすけ - わざわざご返信ありがとうございます。いつまでも待っていますので、これからのお話を楽しみにしています! (2019年5月12日 21時) (レス) id: 8dac6d8dcd (このIDを非表示/違反報告)
朔(プロフ) - くるすけさん» ありがとうございます!嬉しすぎます…涙。定期的に更新できるよう、頑張ります。 (2019年5月12日 11時) (レス) id: bc08b0a9bc (このIDを非表示/違反報告)
くるすけ - 更新楽しみにしています!お話大好きです!これから頑張って下さい! (2019年5月12日 11時) (レス) id: 8dac6d8dcd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朔 | 作成日時:2019年4月30日 0時