検索窓
今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:29,542 hit

64 . 距離感 ページ15

涼介side



___宿泊研修1日目





朝は快晴、雲ひとつ無い青空だ。




太陽が、僕の背中を押してくれているように眩しい。




このまま全部上手くいけばいいのに…

.









…っ!!



大貴「あぁ、わりぃ。助かった、さんきゅ。」




移動中、大ちゃんが男子にぶつかってよろけた




みんなに笑われて、本人も軽く受け流してるけど、




僕にはハッキリわかった。


大ちゃん、ムリしてる



慌てて支えたその腕は、微かだったけど震えてた。





それなのに僕、緊張しちゃって心配もしてあげられなくて…



でもすぐにお礼が帰ってきた。いい人すぎるんだよ、君は。







大ちゃんなのに、他の人と同じように言葉が声になってくれない。




少し心がモヤモヤしたまま、
僕達は海沿いの宿舎に入った





.







夜、"アレ"が地面を叩きつける音で目が覚めた。




「雨…」




あ、くすり…




大ちゃんのことばっかり考えてて、天気予報の確認を忘れていた。



最悪の事態にならないことを願うしかないのか…





それはそうと、結局、今日は一言も声にならなかった




明日頑張ろう。



お昼の後とかしか2人きりになれるタイミング無さそうだけど。





しばらく考えて、また横になった。

65 . 優しい人→←63 . 家族。



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (46 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
298人がお気に入り
設定タグ:山田涼介 , 病系 , Hey!Say!JUMP
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2020年2月1日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。