あの子 ページ4
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SC side
結局あの日はあの子の姿を見ないまま解散になった
本当に僕達のグループに彼女が必要なのか？
僕はPDの考えを考えながら練習室のドアを開けた
いつも1番最初に来るようにと意識しているので皆が来るまでに今日はラップの練習でもしようかなと思っていたら
『あ、おはようございます』
｢え、....はい、おはようございます｣
誰もいないと思っていた練習室には昨日のあの子がいて何故かモップをかけていた
｢な、何してるんですか？｣
『....練習室の掃除ですけど、なにか？』
｢なんで、そんなことしてるんですか？｣
『んー、いつもの癖っていうのもありますし、使わせてもらっているのでこれくらいの事はしないと、って思って』
そう言うとまたモップをかけ始める
ふと顔を上げると練習室にある大きな鏡も綺麗になっていた
｢(何時からやってたんだろ.......)｣
そんなに、悪い奴じゃないんじゃないかと思いモップがけが終わった彼女の前へ歩いて行く
『なにか？』
｢そう言えば名前聞いてなかったなって思って｣
『キムAっていいます』
｢僕はチェスンチョルです、年はいくつですか？｣
『94lineです』
｢え、じゃあ1番年上ですね。僕95lineなので｣
『年下なの？わー、見えないㅎㅎ』
そう言って笑う彼女は蕾が開いた花の様に綺麗で
｢ヌナ....って呼んでもいいですか？｣
『うん、全然いいよ。それにタメ口でいいし』
｢でも、それは.....｣
『いいよ、知り合いになった印』
｢うん、分かった｣
僕が頷くと満足気に部屋を出て行った
礼儀正しいし、真面目だし
これで歌もダンスも上手かったら僕は
彼女を、Aヌナを認めざるを得ないと思う
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ちょむみん - もちさん» こちらの作品でもコメントありがとうございます〜！がんばります！ (2019年8月18日 20時) (
レス) id: 5054827c37 (このIDを非表示/違反報告)
もち - 作品を見つけて、作者様を見て、即読みました！(笑) 「鬼PDの秘蔵っ子はかくれんぼが上手」も神作品で、何回も読みまくりました>< 2つの作品の掛け持ちは大変だと思いますが、応援してます！！！ (2019年8月18日 20時) (レス) id: 6d4e2e3e46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょむみん | 作成日時：2019年8月13日 19時
