前世は裏切られ、今世は信じる【鬼滅の刃ヒロアカ】 (ページ4)

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2話ページ4

出久side
出『超カッコイイなああ！！
　僕も“個性“出たらこんな風になりたいなぁ』

医「弟君の方は諦めた方がいいね」
出『カッ』
貴「…」
イ「そんな…！やっぱりどこか悪いんですか？
　幼稚園の子たちはもうほぼ発現してるのにこの子
　だけ…」
医「失礼奥さんは第四世代ですね？“個性“の方は…」
イ「えぇもちろん…私はちょっとしたものを
　 “引きつける“くらいで
　夫は火ィ吹きます」
医「本来なら四歳までにそのどちらか
　あるいは複合的個性が発現するんけどね
　昔超常黎明期に一つの研究結果が発表されてね
　足の小指に関節が有るか無いかって流行ったの
　人間使わんとこは必要ないってなもんでね
　無い人の方が型としてまぁ珍しいと！
　出久君には関節が2つある
　この世代じゃ珍しい…
　なんの“個性“も宿ってない型だよ」
医「そしてお姉ちゃんの方の個性はね
　縮む事ができる個性。
　それと歌をうたうと治療ができる個性だね
　あまり聞いた事はないねぇ」
貴「…」
イ「…そうですか…ありがとうございました」
　
出『………
　 …お母さんどんなに困ってる人でも笑顔で救かち
　ゃうんだよ…
　超カッコイイヒーロさ
　僕もなれるかなあ』
イ「……………………！！！！
ごめんねぇ出久ごめんね…！！」

ギィ

ドアが開いた音がした

ドアの方を見ると姉さんが居た

イ「A…」
出『お姉ちゃ…ん』
貴「…出久はヒーローになれるよ絶対
　だって出久は強いもの絶対になれる
　私は出久が絶対ヒーローになるって信じてる」
イ「A…」
出『…』
僕は驚いた。いつも黙っている姉さんが喋ったんだから。
それと同時に嬉しかった。
僕が言って欲しかった言葉を言ってくれたから。
貴「だから出久ヒーローになる事を諦めないで
　私は出久をずっと応援してるから」
貴「じゃあ」
と言って部屋を出て行った
出『…お母さん僕個性が無くても頑張れるかな』
イ「！えぇもちろん！頑張ってね！」
出『！うん！』
イ「じゃあお母さんは晩ご飯を作ってくるからね」
　「今日はカツ丼よ！」
出『！わーい！』
リビングにいくと姉さんが居た。
貴「…出久はヒーローになれるからね」
出『！…ありがとう』ニコ

この日から僕は姉さんの事が苦手じゃ無くたった