袴田維 ページ31
ジーニストさん編♭♭
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
ここは何処なのだろう
あの後何が起こったんだ
そう言えば私は腹に穴を開けられて､それから…
死んだのか？
駄目だ
今ここで死んだら…
誰が姉さんを守るんだ
姉さんは昔から体が弱く､歩くのもやっとなのに…
駄目だ
起きろ､起きろ私
姉さん
.
…ｸﾞ…！
ﾅｸﾞ…ｯ
なんだ？
何かが聴こえる
.
.
.
維ｯ！！！
ﾊﾟｯ
『ｯ…つ､なぐ？』
維「…姉…さん」
『…ｯ､ﾋｸｯ…ｽﾞﾋﾞｯ…！(ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ…つなぐゥ！！』ｷﾞｭｯ
姉さん
すまなかった
維「……から､だ…無理…して､…」
『ｯ！私は良いのｯ！私は良いから…ｽﾞﾋﾞｯ！…維の方が…ﾋｸｯ！』ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
維「…すまなぃ…」
『ｽﾞﾋﾞｯ…ううん！ううん！維は何も悪くないよ！だから…謝らなぃで…ﾋｸｯ！』
維「顔…くしゃくしゃｯ……」
私は姉さんの涙を拭う
維「姉さん…私､姉さんの…声…無かったら…今…話せて､なかった……
あの時…の声…姉さんの声…のおかげで……今､こうして…話せてる……姉さん
ありがとう」
私は気付いた
あの時の声は姉さんの声
あの時､姉さんの声が無かったら私は
ずっとあの光のない真っ暗な闇の中にいたのかも知れない
『ｯ！ﾋｸｯ…ぁ､うわぁぁ！…アァ…！ｸｯ…ﾋｸｯ…うわぁぁぁぁぁぁん…！』ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
姉さん
姉さんのおかげだよ
本当にありがとう
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 107人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
京都が産んだ奇跡のオタク(プロフ) - ホークス（鷹見啓吾）みたいです！作ってくれたら嬉しい (2020年9月13日 20時) (
レス) id: a422441e33 (このIDを非表示/違反報告)
半分ニートガール - 環君のところまで見ました！とてもいい作品ですね！そしてリクエストいいですか？オールマイトを書いていただきたいのですが…どうでしょう！ (2018年10月13日 16時) (レス) id: 94956eabef (このIDを非表示/違反報告)
アホのか(プロフ) - ぱなぱなさん» わかりました！頑張って作らせてもらいます！！ (2018年8月24日 12時) (レス) id: 0f6da9cc67 (このIDを非表示/違反報告)
ぱなぱな - この小説の物間の話が好きです！それと、リクエストって大丈夫ですか？環くんをお願いしたいんですが･･･。 (2018年8月23日 23時) (レス) id: 5128d6820f (このIDを非表示/違反報告)
アホのか(プロフ) - ななしさん» 最後はギャグっぽく書いてみようかとw (2018年8月23日 17時) (レス) id: 0f6da9cc67 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：アホのか | 作成日時：2018年2月4日 22時
