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先輩5 ページ6

招かれた教室の中は、まぁ当たり前なことに机と椅子がいくつか並んでいる。


普通の教室と違うのは、黒板や壁に写真がたくさん吊るされていたり貼られていること。





A「わぁ…!こ、これ、マサイ先輩が撮ったんですかっ、?」

マサイ「そ、全部俺。」




感激する私を見てマサイ先輩は誇らしげに胸を張った、すごいなぁ、プロが撮ったみたいに綺麗……ん?




A「これ全部…?他の人のお写真は、ないんですか?」



確か、写真部と看板がかけてあったはず。

ほかの部員もいるだろうと思い込んでいた私は、思わず先輩を見上げた、



マサイ「無い、写真部は俺一人しかいねぇし、」

A「えっ、?!で、でも部活を続けていくのには何人か部員は居ないとダメだったんじゃ…」

シルク「俺が許可したの、1人でも部活を作っても良いってさ、」



突然マサイ先輩以外の声が聞こえて、驚いて振り向く私の視線の先には 厚いたらこのような唇の端をそんなに上がるのかという所まで上げているお兄ちゃんの姿だった。



お兄ちゃんが、許可?

ますます混乱する私を他所に、先輩二人組が話し出した、




マサイ「あれ、言ってねえの?あんなに可愛い可愛いって溺愛してる割に」

シルク「ふふん、 Aが入学してくるこの日を待ち望んでたからな 、」




お兄ちゃんはドヤ顔で言いながら私の目の前まで来て仁王立ちすると、


シルク「俺、この学校の生徒会長やってんの。だから許可できるってわけ、」

A「ええええええ!?お、お兄ちゃん生徒会長だったの…??」

マサイ「入学式で生徒会長からの挨拶なかった?」



…寝てましたなんて言えないけど、寝てたからもちろん知るわけがない、


シルク「つーわけで、Aはどの部活に入る?」

A「え」

シルク「この学校全員強制的に部活入ることが決まりらしくてさ、あ、決めんのは今ね、」

A「そ、そんな聞いてな「はい、10ー9ー8ー…」お、お兄ちゃんいじわる!!」


まだ混乱しきった頭で考えるなんてできないのに…!

私はもうどうにでもなれ、と勢いに任せて大声で言った、


A「私、写真部に入りたいです…!!!!」

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設定タグ:Fischer's , マサイ , 優桜   
作品ジャンル:恋愛
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優桜(プロフ) - ごはんさん» わああっ、ありがとうございます!!!なかなか進展のない二人ですけど、暖かい目で見守っていてくださいませ…♪ (2018年1月19日 22時) (レス) id: bb3fdc8ac1 (このIDを非表示/違反報告)
ごはん(プロフ) - 初めまして!この春、恋をはじめます。読ませて頂いています!夢主ちゃんと先輩との恋…これからの展開がとても楽しみです!これからも更新頑張ってください!!応援しています! (2018年1月19日 22時) (レス) id: a557a7fbae (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:優桜 | 作成日時:2018年1月2日 21時

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