先輩38 ページ39
あの時の、先輩の顔はいつもと違っていた。
「…Aちゃんが誰かを好きになったら、俺なんか嫌かも、」
この言葉は、どういう意味なんですか、
って聞きたかったけど気づくともうかなりの時間が経っていた、
時計を見ると、もう運動会も終わりを迎える時間。
赤と白、どちらが勝ったかなんてもうどうでもよかった、
A「…先輩のばか、」
ふらふらりしてるようで、いきなり真剣な顔をして、
私は先輩の彼女なんかじゃないのに、期待しちゃう、
あれからどうやって私は家まで帰ってきたんだろう、先輩の表情が、あの瞳がずっと私の心を離してくれない。
ぼんやりしていて、カメラを部室に忘れてきちゃった、明日取りに行こう。
A「…ふぅ、」
恋は楽しいものなのに、苦しい。
届かない、届きそうなのに。
届かないと諦めかけても、近付いてきて、
掴めそうになるとまた遠ざかる。
いつか、想いを伝えたい。
でもその“いつか”って、いつなんだろう。
焦る気持ちを悟られないように、私は先輩の前で笑っていられるのかな。
それだけが、心配で、不安、
なのに先輩への気持ちは大きくなる、
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優桜(プロフ) - ごはんさん» わああっ、ありがとうございます！！！なかなか進展のない二人ですけど、暖かい目で見守っていてくださいませ…♪ (2018年1月19日 22時) (
レス) id: bb3fdc8ac1 (このIDを非表示/違反報告)
ごはん(プロフ) - 初めまして！この春、恋をはじめます。読ませて頂いています！夢主ちゃんと先輩との恋…これからの展開がとても楽しみです！これからも更新頑張ってください！！応援しています！ (2018年1月19日 22時) (レス) id: a557a7fbae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：優桜 | 作成日時：2018年1月2日 21時
