先輩20 ページ21
A「わぁ…！」
込み上げる感動で思わず声を上げる、
隣でまだ私を支えてくれた先輩はしてやったりな笑顔を浮かべていた、いけめん、
マサイ「ど？すごいっしょ、」
A「はいっ！！すごおい…！」
わあわあと騒ぐ私に先輩はますます嬉しそうに笑顔になっていく、
景色もすごく良いんだけど、やっぱり先輩の方を見てしまうのは仕方がないこと…、
A「えへへ、後輩は得ですね！こんなに素敵な場所を教えてもらえるなんてっ、」
マサイ「可愛い後輩だしさ、ちょっとくらいサービスしときたいじゃん？」
軽く私の背中をぽんと撫でると ゆっくりその手は離れていった、
そうだよね、私がどう思っていても、先輩の目には私は“後輩”としか映らない。
それだけでも、先輩に近付けたんだから嬉しいはずなのに少し泣きそうになってしまった、
慌てて景色へ目を向けたから、先輩は気づいてない。……気づかないでほしい、
私は涙を堪えて、鞄からカメラを取り出すとその景色を捉えて シャッターを切った。
忘れないために、先輩を好きだという気持ちに蓋をするように。
ねぇ先輩、先輩もいつか思い出してくれたらいいな、
私と一緒にここに来たことも、私という後輩がいたことも、
その日は二人で、日が落ちるまで黙って景色を眺め続けていた＿＿＿＿＿、
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優桜(プロフ) - ごはんさん» わああっ、ありがとうございます！！！なかなか進展のない二人ですけど、暖かい目で見守っていてくださいませ…♪ (2018年1月19日 22時) (
レス) id: bb3fdc8ac1 (このIDを非表示/違反報告)
ごはん(プロフ) - 初めまして！この春、恋をはじめます。読ませて頂いています！夢主ちゃんと先輩との恋…これからの展開がとても楽しみです！これからも更新頑張ってください！！応援しています！ (2018年1月19日 22時) (レス) id: a557a7fbae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：優桜 | 作成日時：2018年1月2日 21時
