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side Ren
【朝はありがとう。翔太、体調回復したからお家帰っても大丈夫だよ】
阿部さんから連絡が来たのは、部活休んで兄ちゃんのとこいかなきゃ。って急いで帰ってきてちょうど家に着いた頃。
病院に戻るなり、帰ろ。とベッドに座ってた兄ちゃんは、
確かに点滴の効果か顔色も熱も朝よりだいぶマシになってるけど、
時折ケホケホと咳き込んでるし、本当に大丈夫なのかな。
康「蓮きゅんありがとうな。しょったにはさっき話したんやけど。」
家にいたい、1日でも長く学校に行きたいっていう兄ちゃんの気持ちを大切にしてくれた先生たちが、
二つだけ兄ちゃんへ出した条件は
冬休みになったら入院することと、
家でも寝ている間は酸素と簡易モニターをつけること。
何かあったらアラームが鳴ってくれるから蓮くんもその方が安心やと思う。って、
俺の不安も、本当はまだ兄ちゃんと真都と一緒に暮らしていたい気持ちまで、
先生たちはきちんと汲み取ってくれていた。
.
ラ「これなぁに？」
やっぱり本調子じゃないのか、まだ微熱もあるし帰ってくるなりソファーで寝ちゃった兄ちゃんに繋がる酸素のチューブを不思議そうにフニフニ触ってる真都。
蓮「酸素。にいにの大事なものだから触っちゃだめ。ね。」
ラ「さんそー？」
さすがに三歳児に酸素は難しいか。
蓮「保育園のザリガニさんにぶくぶくのあわあわ入ってるでしょ？それと一緒。
にいに、ねんねするときにこれないと苦しいよーってなっちゃうんだって。」
ラ「ふーん」
わかってるのかわかってないのか、まだ頭にハテナが浮かんでいるけれど、
にいにげんきになぁれ。って規則正しく上下する胸を優しく撫でているのが微笑ましかった。
.
ご飯を食べる頃には兄ちゃんの体調も少し回復して、3人で囲む夕食。
ラ「おーいちー！」
翔「うわ、うまっ！」
おんなじ顔で目きらきらさせてる2人が本当にかわいいんだよね。
ラ「まいね、しゃんたさんにティラノサーススおねがいしたんだよ」
にいにとご飯食べれて嬉しいのかいつもよりおしゃべりなちび怪獣は、もうクリスマスの話題。
翔「いい子にしてないともらえないよ〜」
ラ「まいいいこだもん！！！」
いつもみたいに戯れあってる二人を横目にカレンダーを眺めると
クリスマスまでは、もうあと1ヶ月を切っていた。
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名無し71262号(プロフ) - 続き楽しみに待ってます！時間かかっても大丈夫です (7月22日 20時) (
レス) id: 2ea78d0701 (このIDを非表示/違反報告)
夏海(プロフ) - 更新 ありがとうございます😣 (2023年5月2日 1時) (レス) @page24 id: d94f5675d0 (このIDを非表示/違反報告)
夏海(プロフ) - 今 更新が1番楽しみな作品です- ̗̀𖤐 蓮くんの 夢の話、かなりドキドキしました。読む度にドキドキが増しています。次話も楽しみにしています✨✨ これからも頑張ってください(〃´-`〃) (2023年4月11日 1時) (レス) @page20 id: d94f5675d0 (このIDを非表示/違反報告)
夏海(プロフ) - 更新ありがとうございます✨️ いつも楽しみにしています。これからも頑張って下さい✨ (2023年2月11日 11時) (レス) @page8 id: d94f5675d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りる＆riu x他1人 | 作成日時：2023年1月30日 0時
