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side Ren
夜洗濯物片付けてる時にいきなり家に響いたちび怪獣の泣き声に急いでお風呂見に行ったら、
びっくりして泣いてる真都と前傾姿勢で湯船に沈みかけてる兄ちゃんの姿。
ぐたっと頭が垂れて鼻も口も完全に水面についてたから、脳内パニックになる位かなり焦った。
蓮「兄ちゃん!!!兄ちゃんしっかりして!!!」
慌てながらだけどマジで早くしないとって、ぐったりした兄ちゃんをざばっと湯船から引き上げたけど、
もう俺も焦りまくって息があるのかも分かんない位。
ただ我武者羅にその場に寝かせた兄ちゃんにでっかい声で声かけまくって、背中とか胸とか強めに擦ってた時間が、
兄ちゃんがごぽっと弱々しく水を吐き出してくれるまでのその時間が果てしなく長く感じた。
蓮「兄ちゃん…?兄ちゃん大丈夫??」
まだ返事は無かったけど、すっと明らかに呼吸が戻ったのが分かったし胸も浅いけどちゃんと規則的に上下してて、
ものすごく緊急では無さそうなのかなって漸く少し安心。
体拭いてソファに運んで着替えさせて、酸素のもしたら少し反応も出てきて、
声かけてたのに応えて手握り返して、兄ちゃんはゆっくりだけど目開けてくれた。
蓮「はぁっ良かったぁ………救急車呼ばなくて大丈夫そう?マジで焦ったやばかったほんとに。」
大袈裟だって兄ちゃんの顔には書いてあったけど、本当にこの間の夢のこととかも思い出して心底怖かったから、
どっと安心して一気に力が抜けてく感覚。
時計見たら風呂場飛んでってから今まで3分にも満たない程しか経ってなかったけど、
体感めちゃめちゃ長く感じて、本当に生きた心地がしなかった。
蓮「まい良かった兄ちゃん大丈夫そうだよ。怖かったね、蓮君呼んでくれてありがとう。」
心配そうにこっち見てた真都の顔はもう涙でべちょべちょになってたけど、
今日は兄ちゃんの命を救ってくれたスーパーヒーロー。
一人で入っててあのままもう少し遅れてたら、最悪の結果になっていただろうから、
本当に助かったって寝る前まで一杯一杯ありがとうして、涙の跡が残る寝顔をぎゅっと抱き締めて来た。
これからもずっとこうして兄ちゃんと一緒に、
真都が大きくなってくの見守っていたい。
心からそんなことまで思った夜だったから余計、
この後のことを簡単には許せなかった自分がいた。
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名無し71262号(プロフ) - 続き楽しみに待ってます！時間かかっても大丈夫です (7月22日 20時) (
レス) id: 2ea78d0701 (このIDを非表示/違反報告)
夏海(プロフ) - 更新 ありがとうございます😣 (2023年5月2日 1時) (レス) @page24 id: d94f5675d0 (このIDを非表示/違反報告)
夏海(プロフ) - 今 更新が1番楽しみな作品です- ̗̀𖤐 蓮くんの 夢の話、かなりドキドキしました。読む度にドキドキが増しています。次話も楽しみにしています✨✨ これからも頑張ってください(〃´-`〃) (2023年4月11日 1時) (レス) @page20 id: d94f5675d0 (このIDを非表示/違反報告)
夏海(プロフ) - 更新ありがとうございます✨️ いつも楽しみにしています。これからも頑張って下さい✨ (2023年2月11日 11時) (レス) @page8 id: d94f5675d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りる＆riu x他1人 | 作成日時：2023年1月30日 0時
