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side Shota
朝から不整脈でだるくてどうせ部活も出れない上に、顔色悪いから。って、朝たまたま会った涼太に連れてこられた保健室。
照「翔太、調子どう？」
一眠りしたら少し回復したし、プリント片付けてたら照が様子見に来てくれた。
照「ちょっと翔太に話があってさ」
ベッドサイドの丸椅子に座って、深刻な顔で話し始めた照によると、
最近少しずつ授業に出られない日が増えている分、期末テスト受けられないとちょっとまずいかも。って。
翔「…そっか。わかった」
みんなと一緒に進級して、卒業はできないかもだけど、できるだけ長く一緒にバカやっていたいから。
今はとにかく、がんばるしかなかった。
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翔「ん…」
目を覚ますと手際よく点滴を片付けながら、点滴終わったよ？と、あざとく首を傾げる阿部ちゃん。
阿「よく寝てたね。夜あんまり眠れてない？」
照には頑張るなんて言ったけれど、やっぱりだるさが抜けなくて、正直言うと点滴終わってもまだ全然寝れる。
翔「ううん、大丈夫」
重たい体をなんとか起こして起きあがろうとしても蛍光灯が眩しいせいか、またぐるっと景色が一回転して
阿「ちょちょちょっ危ない、」
真っ暗になった視界の中で受け止めてくれた阿部ちゃんによってまたベッドに逆戻り。
翔「んっ……ごめん」
阿「気持ち悪かったりしてない？」
翔「…へーき」
多分今顔色も最悪なんだろうな。
だっさ。
翔「…っ、ﾊｧｯ」
阿部ちゃんに背中をさすられながら相変わらずふわふわとする意識を必死に保っているうちに
眩暈がするほど弱った心拍にペースメーカーが作動して、急にバクバクと打ちつけてくる鼓動が気持ち悪かった。
康「なぁしょっぴーやっぱり入院しようや」
翔「しない」
康「でも」
翔「大丈夫」
少し休んで診察室戻ったら、康二は約束通り通院も増やしたのにまだギャーギャー言っていて、
康「でも途中で倒れたりしたら…」
翔「平気」
帰りの支度をしながら康二をかわしているところに、タイミングよくピロンっと鳴ったのは蓮からのメッセージ。
帰りにカレーのルー買ってきて。って。
あいつ、また忘れたのかよ。
翔「蓮もまいも待ってるから帰るよ。買い物頼まれたし」
了解。って、スタンプを押したスマホを制服の胸ポケットに仕舞い込んだ。
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名無し71262号(プロフ) - 続き楽しみに待ってます！時間かかっても大丈夫です (7月22日 20時) (
レス) id: 2ea78d0701 (このIDを非表示/違反報告)
夏海(プロフ) - 更新 ありがとうございます😣 (2023年5月2日 1時) (レス) @page24 id: d94f5675d0 (このIDを非表示/違反報告)
夏海(プロフ) - 今 更新が1番楽しみな作品です- ̗̀𖤐 蓮くんの 夢の話、かなりドキドキしました。読む度にドキドキが増しています。次話も楽しみにしています✨✨ これからも頑張ってください(〃´-`〃) (2023年4月11日 1時) (レス) @page20 id: d94f5675d0 (このIDを非表示/違反報告)
夏海(プロフ) - 更新ありがとうございます✨️ いつも楽しみにしています。これからも頑張って下さい✨ (2023年2月11日 11時) (レス) @page8 id: d94f5675d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りる＆riu x他1人 | 作成日時：2023年1月30日 0時
