Day 49 ページ3
side Ren
蓮「ただいまー、」
部活から帰ってくると、電気はついているのにも関わらず、やけに静かなリビング。
蓮「兄ちゃん？」
ラ「れんくぅ、しーだよ！」
にいにねんね。と人差し指を口に当てて話す真都の目線の先には、ソファーで寝てる兄ちゃん。
部活休んだから早めに帰るって連絡は来てたけど、最近はテストがあったり楽しそうに部活の話してくれてたから、
ちょっと疲れちゃったんだろうな。って。
蓮「わかった。蓮くんご飯作るからまいもしーしててね。」
ラ「うん！」
わかったのか分かってないのか元気な返事が返ってきたのには思わず笑っちゃったけど、
おとなしくお絵描き再開してくれたからまぁいっか。
最初は手こずってた毎日の料理も最近は手際も良くなって、
塩分制限のある兄ちゃんのは味付けの前に先にお皿に取り分けとくと楽だって、母さんが教えてくれた。
蓮「まい、ごはんできたから、にいに起きてーして？優しくね」
ラ「にいにー？ごはん！」
まだ力加減わかんないだろうから優しく起こしてね。って伝えた通り真都の元気な声で、兄ちゃんがゆっくりと起き上がる。
翔「…ん、…蓮帰って来てたんだ」
蓮「兄ちゃん具合悪い？」
翔「ううん、大丈夫」
眠かっただけ。って、半分寝起きでご飯を食べ始めてくれたけど、
何口か食べてはすぐに手が止まって、ボーッとしはじめる。
ラ「にいに、もうおなかいっぱい？」
翔「んー、おなかいっぱいかな、ごちそうさま」
元々少食な兄ちゃんだけど、いつもの4分の一くらいしか食べてくれなくて
蓮「…ごめん、おいしくなかった？」
翔「ううん、ちょっと疲れただけ。ごめん、まいの風呂お願いしていい？」
もう寝るわ。ってキッチンに立って自分の食べた食器とかを洗い始める兄ちゃん。
昔から皿洗いとかお掃除は好きみたいで、兄ちゃんの担当なんだよね。
なんとなく顔色悪いのが心配で、しばらくお皿を洗う兄ちゃんを眺めてたのに一瞬、
ラ「れんくぅ？」
蓮「ん？…あ、まい、お口ケチャップついてるよ」
真都の口を拭こうと、たった一瞬だけ目を離した隙に
突然キッチンから響いた、
ガッシャーンと食器が割れる音。
蓮「兄ちゃん大丈…」
まじでびっくりして慌てて振り向くとさっきまでカウンターから見えていた兄ちゃんの姿は
見えなくなっていた。
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名無し71262号(プロフ) - 続き楽しみに待ってます！時間かかっても大丈夫です (7月22日 20時) (
レス) id: 2ea78d0701 (このIDを非表示/違反報告)
夏海(プロフ) - 更新 ありがとうございます😣 (2023年5月2日 1時) (レス) @page24 id: d94f5675d0 (このIDを非表示/違反報告)
夏海(プロフ) - 今 更新が1番楽しみな作品です- ̗̀𖤐 蓮くんの 夢の話、かなりドキドキしました。読む度にドキドキが増しています。次話も楽しみにしています✨✨ これからも頑張ってください(〃´-`〃) (2023年4月11日 1時) (レス) @page20 id: d94f5675d0 (このIDを非表示/違反報告)
夏海(プロフ) - 更新ありがとうございます✨️ いつも楽しみにしています。これからも頑張って下さい✨ (2023年2月11日 11時) (レス) @page8 id: d94f5675d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りる＆riu x他1人 | 作成日時：2023年1月30日 0時
