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暗殺者の夜 ページ7
人を殺した。
毎夜毎夜、誰かを殺したくて堪らなかった
そして今夜、遂に人を殺した
ベットの上でフェイが寝転んでいる。
彼が目を覚ますことは、もうないのだ
「ふふ…あは、あははははっ!」
罪を犯したと言うのに、気持ちは高揚としていた
贖うつもりもない。人狼の所為にでもすればいい
愛しい人を、この手で殺めたことに喜びを感じている。あぁ、私は幸せだ
「ずっとずっと、好きだったよ
狼や市民の手で貴方が殺されるなんて、許せない」
彼の額に口付けを落とせば、まるで人狼が爪をたてたように腹部をナイフで切り裂いた
真紅に染まったシーツまでも美しかった
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作者名:吟 | 作成日時:2019年1月12日 13時