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全てが順調だった

ベグで噛んだのは運良く真占いで

進行霊能もポンコツだ


今日さえ終われば明日はPPができる


「今日は、誰を吊るんだ?」

相方が皆に呼びかける

「俺は…Aが怪しいと思う」

グレーのクリスがおずおずと手を上げた。

見計らったように狂人のエマが殴りかかる

「はぁ〜?Aはエマの白塗りだよ!
グレーつめないとかクリスおかしい!吊りたい」


皆が侮蔑の目でクリスを見つめる

…決まったな。今日の吊り位置はクリス

進行を噛んで明日はPPだ




日が暮れて、クリスの顬に銃が突きつけられる

相方はニヤニヤとそれを見つめていた


彼の能汁が飛び散った瞬間

何者かが私の首を締めた



息苦しさに嗚咽を零しながら私は倒れこむ

首に巻き付く何かはどんどんときつくなっていく


朦朧とする意識の中、私の耳に鈴の音が飛び込んでくる


あぁ、私に巻きついているこれは


彼奴の尻尾だ

占い師弟→←人狼の末路



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作者名: | 作成日時:2019年1月12日 13時

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