私って紅一点なんですか？3【SnowMan】 (ページ39)

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滝沢歌舞伎ZERO2019 練習ページ39

しばらくすのちゅーぶ無しとなります🙇♂

「よし、一旦ここまで。5分休憩したら組曲から通すぞ。」

全員「……」

皆返事が出来ない程疲れ切っている。

5分か…短いなぁ。

周りを見渡すと、体力のあるさっくんとひーくんですら顔を伏せて座り込んでいる。

『しんど…』

普段ならここでふっか辺りが「休憩長めにしてくれませんか？」って言うんだけど、生憎今日は滝沢くんがいない。

それに、教えてくれるのも別の人。

有名な人だからか知らないけど、態度がとにかくデカい。

あとちょっと怖い。

深澤辰哉「っ、はぁ……」

そりゃ、言えないよね…

「おい、5分経ったぞ。定位置につけ。」

私達のすぐ傍で練習している後輩達も、このスパルタ具合に次々と脱落してる。

皆、力を振り絞るかのようにフラフラと位置に着く。

…このまま通したらどうなるんだろう。

そう思うと、一気に恐怖が押し寄せる。

『あ、あの！』

私の声に全員こっちを見る。

うーん、気まずいかも。

『通し、まだ日あるんで…後日お願いして良いですか？』

渡辺翔太「え…」

『後、休憩…もうちょいください、多分この調子だと私が倒れます。』

「俺に見てもらってる時間を無駄にするってことか？」

そういう事になるのかな？

『…休憩して大丈夫ですか？』

そう言うと、態度並みにデカいため息をつかれる。

「俺の指導通りにしてれば結果が残せる、それでも休むのか？」

『結果が残せるかどうかなんて、私達次第ですよね？私は…あなたの指導のお陰で成功すると思ってません。』

私は話を続ける。

『大体、私もう20後半なんで…配慮お願いします……』

険悪気味だったからちょっと修正したけど、今心臓バックバク。

「…」

『うん、大丈夫そう！みんな解散か、まだ続ける人居たら最後戸締まりだけよろしく。』

深澤辰哉「ちょ、なーせ？！」

宮舘涼太「ほんと、勇気あるよねぇ…」