私って紅一点なんですか？3【SnowMan】 (ページ34)

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ななめめ初食事ページ34

目黒蓮「あ、すみません待たせちゃって。」

『ん？待ってないから大丈夫。』

今日は目黒と初めての食事。

といってもカフェだけど。

SnowManに加入ってなったからには、少しくらい話しておかないと。

さっさと注文を済ませて、話に集中しよう。

『じゃあまず、SnowManに入るって決めてくれてありがとう。』

目黒蓮「いえ、こちらこそ受け入れてくださって有難いです。」

『いいのいいの…加入してちょっとの間だけど、どんな感じ？』

目黒蓮「なんか、皆さん思っていた以上に優しくてビックリしました。」

SnowManは怖いって後輩から思われてるのはちゃんと知ってる。

年齢だってJrの中で上の方だし。

目黒蓮「特に七瀬さんなんかは、舞台席に座って叱ってるイメージが強かったので。」

と少し笑いながら言う。

確かに、滝沢くんからも「もうちょっと優しくしろ」って良く言われる。

『怖いってイメージが無くなったのなら良かったよ。あ、別にあれは叱ってるわけじゃ無いからね？』

ふざけてそう言うと、空気が和む感じがした。

届いたミルクティーを口に入れる。

目黒蓮「あの…」

『どうしたの？』

目黒蓮「俺、七瀬さんが憧れなんですよ。」

もう一口、といこうとしたけど吹き出しそうになってやめた。

目黒蓮「散々文句言われたりしても、挫けないところ。ずっとカッコイイなって思ってました。」

6人以外から言われたのって初めてかも。

『珍しいね、そんな事思うって。』

目黒蓮「珍しくないですよ…七瀬さんのお陰で加入する勇気が出たんです。」

あ、あの日の顔だ。

目黒蓮「俺、ファンの方に何を言われても折れません。約束します。」

私今プロポーズされてる？

『うん、ありがとね。目黒達が覚悟決めてくれたから、私達も前に進めそう。』

目黒が漢気あるっていうのは何となく聞いてたけど、ここまでとは。

目黒蓮「七瀬さんは俺らが加入する時、今更って思わなかったですか？」

あれ、目黒ってこんな聞いてくるキャラだっけ？

でも質問には答えないと。