私って紅一点なんですか？3【SnowMan】 (ページ13)

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2019.1. ページ13

七瀬side

なんか急に滝沢くんに呼び出されたんですけど…

しかも7人全員。

滝沢歌舞伎でも中々無いよ？

てか、何この重たい空気…

とか思っていたら、滝沢くんが口を開いた。

滝沢「単刀直入に言う、SnowManに新メンバーを加入させようと思っている。」

岩本照「…え？」

いきなりの事で頭が追いつかない。

SnowManに新メンバー？

思考が追いつかず、何も言えない。

岩本照「それは、もう決定しているんですか？」

滝沢「それはまだ。どうなるのかは君たちが決める。」

深澤辰哉「誰が…加入するんですか？」

滝沢「そうだ、まだ言ってなかったな。」

すると、新メンバーの情報が書かれた資料がそれぞれに渡される。

関西Jr.の向井康二

宇宙sixの目黒蓮

少年忍者の村上真都ラウール

目黒は確か…舞台で指導したっけな。

って、ラウールくんまだ15歳なんだ…

康二くんは関西で活躍してるよね。

そもそも、なんでこの3人が？

滝沢「あぁ、これから用事があるから、今日までに結果を決めてくれ。」

今日まで？！

『待ってください！』

大きな声に思わず自分でもビックリしてしまう。

『今日だけなんて、時間が足りないと思いますけど？』

私の言葉に滝沢くんが少し悩む。

渡辺翔太「落ち着けよ…」

『落ち着けない！これはSnowManにとって分岐点なんだよ。それに、3人の事をまだ知らなすぎる。』

すると、ふっかが勢い良く頭を下げる。

深澤辰哉「お願いします、もう少し…時間をください。」

その姿を見て、滝沢くんは頷き、

滝沢「分かった、今日、明日を使って決めてくれ。今度結果を聞く。」

そう言って部屋を出て行った。

誰も話さない。

しかし、重たい空気を切るように、舘さんが喋り始める。

宮舘涼太「俺は良いと思うよ。デビュー出来るのなら。」

それに続いてメンバーも自分の気持ちを口に出す。

深澤辰哉「ここで勝負しないと、多分このまま変わらないと思う。」

佐久間大介「俺も、SnowManが成長するためには必要な事だと思う。」

阿部亮平「俺は、加入してもいいと思う。ただ、3人の意見が知りたいな。」

岩本照「3人は所属していたグループを抜けてまで来てくれてるその覚悟は分かった。だからこそ3人の声が聞きたい。」

渡辺翔太「俺は正直まだ決められない。とにかく、3人の話を聞くしかないと思うし。」

皆がそれぞれの意見を言い終える。

岩本照「…ななはどう思ってる？」

私は…