♯48 謎の少年 ページ50
雨宮視点
メメントスから帰ろうとしていると、
モルガナ「メメントスにニンゲン？」
そこに立っていたのは、俺達よりも明らかに小さい子供だった。
すると少年はコップに入った何かを、
？「ぷはっ！うま！」
乃風A「な、なにこれ……」
？「ん？…お兄さん達、何者？」
モルガナ「いやこっちが聞きてえよ…」
モナの言う通りすぎる。
？「そうだったね、ごめんなさい。」
雨宮蓮「意外と素直だな…」
白い服の少年「名前を聞く時は、自分から。ご指摘ありがとう。タヌキ……いや、ネコさん？」
モルガナ「どっちもちげえし！」
坂本竜司「いや、そこは迷うだろ。普通に。」
？「僕はジョゼ。花を探してるんだ。」
乃風A「花？」
ジョゼ「驚いた、ここに来られる人も居るんだね。」
高巻杏「花を探してるって言ってたけど、アレ？」
ジョゼ「そうだよ、綺麗なお姉さん。あれがボクの探してる花みたい。」
ちゃっかりとパンサーを褒めていたが、とりあえずスルーだ。
ジョゼ「ボク、人間を勉強しなきゃいけなくて、あの花をいっぱい集めたいんだ。」
坂本竜司「勉強って…ジュースのやつか？」
ジョゼ「ねぇ、ボクの勉強手伝ってくれないかな。」
高巻杏「手伝うって…」
ジョゼ「花を集めて、僕に報告してほしいんだ。もちろんタダでとは言わないよ。」
雨宮蓮「交換条件って事か？」
ジョゼ「そう。役立ちそうなモノとか、僕が集めるから、お兄さん達の花と交換しようよ。」
するとモナは少し悩み始めた。
モルガナ「見ず知らずの子供だぞ。ここは慎重に…」
乃風A「まぁ困ってるし、探索ついでならいける。」
坂本竜司「他に理由は？」
高巻杏「私は、褒めてくれたし？」
なんとなく察してはいた。
坂本竜司「ま、別にいっか。お礼くれるって言ってるし。」
雨宮蓮「お礼しだいではあるな。」
乃風A「ほんとブレないね…」
ジョゼ「ありがとう！」
すると、何故かモナがぶつくさと文句をたれ始めた。
ジョゼ「ネコさん、ストレス溜まってるの？」
モルガナ「ネコじゃねーし！イラついてねーし！」
ジョゼ「分かった、お腹すいてるね？良かったら、これどうぞ。」
モルガナ「気持ちだけ貰っとく。」
坂本竜司「完全に気遣われてるな…」
ジョゼ「僕もこの中で集めてるから、見かけたら声かけてよ。」
雨宮蓮「ああ。」
ジョゼ「っと、思い出した。おつかれー。」
そしてジョゼは消えていった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 21人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぬう(プロフ) - 白風さん» ありがとうございます！訂正させて頂きますね。 (2022年12月2日 6時) (
レス) id: 7298c2b4e1 (このIDを非表示/違反報告)
白風 - またお見かけしましたらご報告させていただきたいな、と思います。自分のペースで良いので、ゆっくり直していただけたら幸いです。楽しみにしています。 (2022年12月2日 3時) (レス) @page41 id: 5096d0c9a6 (このIDを非表示/違反報告)
白風 - まだ40ページしか読めていませんが、5、22、24、25、37、40です。余談ですが34の由莉への予告状の文にて、怪盗団が怪盗服になっております。 (2022年12月2日 3時) (レス) @page41 id: 5096d0c9a6 (このIDを非表示/違反報告)
ぬう(プロフ) - 白風さん» ご報告ありがとうございます。お手数ですが、どの回か教えていただけると幸いです (2022年12月1日 18時) (レス) id: 7298c2b4e1 (このIDを非表示/違反報告)
白風 - あの、名前のところが蘭で固定にされています。 (2022年12月1日 17時) (レス) @page6 id: 5096d0c9a6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぬう | 作成日時：2022年1月14日 22時
