♯38 お互い ページ39
気まずそうにAが、
乃風A「じゃあ私も帰」
雨宮蓮「待ってくれ…時間、あるか？」
乃風A「な、何？」
モルガナには先に帰ってもらうように伝えた。
人気の少ない所に場所を変える。
雨宮蓮「この間は、ごめん。」
乃風A「え？この間……ってあれね。」
雨宮蓮「俺、Aの気持ち考えないで…」
乃風A「別に嫌じゃなかったよ。寧ろ助かったからねー。って、話それだけ？」
雨宮蓮「あ、うん。」
そう答えた後、Aが少し考えたような素振りをみせ、俺の手を握った。
雨宮蓮「A…どうした？」
素直な疑問だ。
乃風A「蓮はこうされてイヤ？」
Aは上目遣いでこっちを見てくる。
これは、どういう状況だ？
雨宮蓮「いや……じゃないけど…」
言葉が詰まりながらも言うと、Aはパッと手を離して、
乃風A「でしょ？嫌っていうよりかは、ポカポカするって感じ？」
いや、違うか？と本気で悩み始めたので止めた。
乃風A「とにかくそういう事よ。そんな些細な事考えても意味ないしさ。じゃ、ホントに私そろそろ帰らないと…バイバイ！」
なんだか勢いだけで乗り切られた気がするが、気にしても仕方がない。
あんなに考えてたなんて、俺はもしかしたら女々しいのかもしれない。
何はともあれ、結果を待つしかない。
成功すると良いんだけどな…
乃風視点
とりあえず自分の部屋に帰ってきた。
そして、
乃風A「あー！なんなのあれ！」
叫んだ瞬間鳥肌がぶわわと立つ。
今更我に返っても遅すぎる、でもこれだけは言いたい…
乃風A「私どれだけ気持ち悪いの？！」
納得させるとはいえあの方法は身の毛もよだつ…
一時の行動ってこんなにも恐ろしいのか…
思い出したくもない記憶が増えてしまった…
どんだけ恋愛脳してんだって…
はぁ、叫んだら眠くなった…
明日ホントに気まずいなぁ。
蓮もこんな気持ちだったのかな？
うー、考えるなって言ったのはこっちなのに…
なんでこんなに蓮の事考えちゃうの？
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ぬう(プロフ) - 白風さん» ありがとうございます！訂正させて頂きますね。 (2022年12月2日 6時) (
レス) id: 7298c2b4e1 (このIDを非表示/違反報告)
白風 - またお見かけしましたらご報告させていただきたいな、と思います。自分のペースで良いので、ゆっくり直していただけたら幸いです。楽しみにしています。 (2022年12月2日 3時) (レス) @page41 id: 5096d0c9a6 (このIDを非表示/違反報告)
白風 - まだ40ページしか読めていませんが、5、22、24、25、37、40です。余談ですが34の由莉への予告状の文にて、怪盗団が怪盗服になっております。 (2022年12月2日 3時) (レス) @page41 id: 5096d0c9a6 (このIDを非表示/違反報告)
ぬう(プロフ) - 白風さん» ご報告ありがとうございます。お手数ですが、どの回か教えていただけると幸いです (2022年12月1日 18時) (レス) id: 7298c2b4e1 (このIDを非表示/違反報告)
白風 - あの、名前のところが蘭で固定にされています。 (2022年12月1日 17時) (レス) @page6 id: 5096d0c9a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぬう | 作成日時：2022年1月14日 22時
