♯26 ペルソナ ページ27
乃風A「じゃあ、私はペルソナ使い…って事？」
一旦屋上に戻り、話を整理する。
高巻杏「そういう事。なんか、飲み込み早いね…」
乃風A「うん、意外と直ぐに飲み込めた…ねぇ、皆。」
雨宮蓮「何だ？」
Aは透き通った目で、
乃風A「私も…皆と由莉を改心したい。仲間にして欲しい、な…」
後半は声が小さかったが、芯はあった。
坂本竜司「いや、仲間にしねぇ他無いだろ。Aも、汚ぇ大人ぶっ潰してぇだろ？」
高巻杏「ぶっ潰すじゃなくて改心ね。」
杏がすぐに訂正する。
乃風A「改心ってそういう事か…ただ倒すだけじゃ、罪を認めないんだよね？」
モルガナ「あれ、ワガハイ要らずじゃないか？」
すんなりと理解するAにモルガナも焦っていた。
坂本竜司「まぁでも、力強い仲間が出来て良かったな…Aが覚醒しなかったら、一生脳筋も有り得たからな。」
モルガナ「おい、それはワガハイをバカにしてるだろ？！」
乃風A「えー、私も頭悪いから脳筋になるかもー。」
そう言うと、全員肩を落とす。
坂本竜司「いやまぁ今までよりはマシっつったから……」
雨宮蓮「俺がいる。」
高巻杏「でもAいっつもトップじゃん？」
乃風A「まぁ…」
そしてモルガナが立て直すように態とらしい咳をする。
モルガナ「んんっ、とりあえず、異世界の事はまた明日にしよう。」
坂本竜司「んじゃ、今日は解散か？」
雨宮蓮「明日、また集まろう。」
乃風視点
改心したいとは思っていたけど、覚醒しちゃうなんて…
というかそもそも覚醒しないと改心出来ないなんて知らなかったし？
ペルソナは、もう1人の私？
それがエリザベート……
美を追求し続けた、か。
確かに、アイドルを辞めてからはそんな事は減ったけど、当時は常に考えてたな。
どうやったら可愛くなって由莉を見返せるかなんてね…
今になって思ったけど、見返すなんて考えは良くなかったな。
だって、私も由莉と同じ位悪いことしたら同罪になる。
まだ分からない事だらけだけど、いずれは理解しなきゃ行けない時が来る…
その為にも、今はしっかり休憩して、脳のリソースを回復させなきゃ。
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ぬう(プロフ) - 白風さん» ありがとうございます！訂正させて頂きますね。 (2022年12月2日 6時) (
レス) id: 7298c2b4e1 (このIDを非表示/違反報告)
白風 - またお見かけしましたらご報告させていただきたいな、と思います。自分のペースで良いので、ゆっくり直していただけたら幸いです。楽しみにしています。 (2022年12月2日 3時) (レス) @page41 id: 5096d0c9a6 (このIDを非表示/違反報告)
白風 - まだ40ページしか読めていませんが、5、22、24、25、37、40です。余談ですが34の由莉への予告状の文にて、怪盗団が怪盗服になっております。 (2022年12月2日 3時) (レス) @page41 id: 5096d0c9a6 (このIDを非表示/違反報告)
ぬう(プロフ) - 白風さん» ご報告ありがとうございます。お手数ですが、どの回か教えていただけると幸いです (2022年12月1日 18時) (レス) id: 7298c2b4e1 (このIDを非表示/違反報告)
白風 - あの、名前のところが蘭で固定にされています。 (2022年12月1日 17時) (レス) @page6 id: 5096d0c9a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぬう | 作成日時：2022年1月14日 22時
