♯13 それなら私も ページ14
乃風A「高巻さん。」
坂本竜司「うわ、何だ？」
乃風A「ごめん、高巻さん！」
鴨志田が謝ったなら、私も、謝らないといけない。
高巻杏「え？」
乃風A「私、1回見たんだ。高巻さんが、鴨志田に絡まれてるところ…でも、勇気無くて、助けられなかった。」
あの時の私は、物凄く弱かった。
高巻さんが居なくなってからじゃないと、物も言えなかった。
高巻杏「良いの、乃風さんだって、鴨志田からやられそうになったんでしょ？」
え、なんで知ってるの？
高巻杏「予告状の時、怖かったよね。あんなガタイ良い男に迫られて。」
乃風A「それは高巻さんだって！」
高巻杏「私の中で、1番大きかったのが。志帆が、飛び降りた時かな。」
あの時、私何かしたっけ…
高巻杏「皆は野次馬に必死だった。でも、乃風さんは声掛けてくれた。あれ、凄く助かったの。」
乃風A「ううん、高巻さんなら、私の言葉無くても、現実を受け入れて、鈴井さんに寄り添ってると思う。」
高巻杏「じゃあ…お互い様、って事でいい？」
乃風A「うん。ねぇ、杏って呼んでいい？」
高巻杏「勿論！じゃあ私も、Aでいいかな？」
乃風A「うん、良いよ…」
スーツの教師「こら、そこ早く戻りなさい！」
乃風A「じゃあ……」
雨宮視点
坂本竜司「どうやら心が変わったのは、鴨志田だけじゃねぇみたいだな。つか、良かったじゃん。妙な噂も無くなりそうだし。」
高巻杏「良いよ私のことは。鴨志田に、志帆の事謝らせてやった、それだけで…」
雨宮蓮「なら、早く報告だな。」
高巻杏「…そうだね。」
乃風視点
母「あら、この人Aの学校の教師じゃないの？やだねぇ…」
鴨志田のニュースか……
メディアも取り上げるのが早すぎる…
母「何も無かったわよね？」
乃風A「あったら、何かしてくれるの？」
私は急ぎ足で自分の部屋に帰った。
ネットニュースにもなってる…
それだけ、衝撃的な事……なのかな。
私が謝った後、三島達が杏の所に行ってるのを見た。
皆も、謝りたい事あるんだろうな。
私は、結局謝られなかったな…
別に、謝罪を求めてる訳じゃないけど。
こうやってうだうだして…
昔と一緒だ。
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ぬう(プロフ) - 白風さん» ありがとうございます！訂正させて頂きますね。 (2022年12月2日 6時) (
レス) id: 7298c2b4e1 (このIDを非表示/違反報告)
白風 - またお見かけしましたらご報告させていただきたいな、と思います。自分のペースで良いので、ゆっくり直していただけたら幸いです。楽しみにしています。 (2022年12月2日 3時) (レス) @page41 id: 5096d0c9a6 (このIDを非表示/違反報告)
白風 - まだ40ページしか読めていませんが、5、22、24、25、37、40です。余談ですが34の由莉への予告状の文にて、怪盗団が怪盗服になっております。 (2022年12月2日 3時) (レス) @page41 id: 5096d0c9a6 (このIDを非表示/違反報告)
ぬう(プロフ) - 白風さん» ご報告ありがとうございます。お手数ですが、どの回か教えていただけると幸いです (2022年12月1日 18時) (レス) id: 7298c2b4e1 (このIDを非表示/違反報告)
白風 - あの、名前のところが蘭で固定にされています。 (2022年12月1日 17時) (レス) @page6 id: 5096d0c9a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぬう | 作成日時：2022年1月14日 22時
