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隼さんの部屋のベッドに腰掛けるよう促され、私の隣に隼さんが座る。
隼「…さて、何があったのか聞いてもいいかな?」
優しく問われ、今日あったことを少しずつゆっくりと話す。
私が話している間、隼さんはずっと手を握ってくれていた。
隼「…そうか」
全部話終えると手を握る力が強くなる。
『隼さんはドラマとかで慣れてるかもしれないけど、私、いきなりだったし、初めて、だったから…っ』
そう、ファーストキス、だったのだ。
初めて付き合ったのは隼さんだし、
付き合ってからもそんな雰囲気になったことはなかったから。
隼さんは少し驚いた顔をして
隼「…君は僕の前にも恋人がいたと思っていたよ」
隼さんにはお見通しだと思っていたから少し意外だった。
隼「さっきも嫌だったけど、そういうことならもう我慢出来ないね」
そう言うと怪しく微笑んだ。
隼「A」
優しく名前を呼ばれ、顔に熱が集中する。
消毒する、と言った隼さんにぎゅっと抱きしめられた。
今はその体温が暖かく感じる。
『っ!?』
しばらくして腕の力が弱まったと思うと、唇から紅茶の香りがふわりと広がる。
隼さんがいつも飲む紅茶の味。
唇が離れて優しく、でもどこか悲しそうに微笑む彼。
隼「これからも、何かあったらすぐ僕に言うんだよ?」
『…はーい』
そう返事をすれば今日あったことは全部忘れてしまいそうになるくらい甘い時間を過ごすことになった。
そしてその後、私が大木さんと共演することは一切なかった。
────
空くんのが甘すぎたから
糖度控えめにしようと思ったら
かなり意味がわからない話に…!!
ネタは思いつくんですけど時間がなかったり文章にすると上手くいかなくて((
気長にお待ちいただけると嬉しいです(´▽`)
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支葵美乃 - 今日、初めて読ませていただきました!とても面白かったです。と言うか、作者様は神ですかね…。読んでる最中、軽く50回は悶えましたね…。このような作品を産み出して下さり、マジで有難うございます! (2018年5月30日 22時) (レス) id: 48e064e18b (このIDを非表示/違反報告)
ユリ - るーな。さん» 合格おめでとうございます(*´∀`)私も受験生だったので・・・受かる自信ほとんど無かったんですけど(笑)しばらくはのんびりできますね〜。これからも頑張ってください。 (2018年3月24日 17時) (レス) id: 74019e0afd (このIDを非表示/違反報告)
ゆぴぴ - 合格おめでとうございます!私も受験生だったのでほんとに共感しちゃいました笑これからも頑張ってください! (2018年3月24日 1時) (レス) id: ea9fff37a9 (このIDを非表示/違反報告)
彩夏 - 合格おめでとうございます。これからも愛読します。 (2018年3月23日 17時) (レス) id: cae6157d0a (このIDを非表示/違反報告)
桜姫(プロフ) - 合格おめでとうございます!!!楽しみにしています。頑張ってください! (2018年3月23日 16時) (レス) id: dcbb5b14a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:るーな。 | 作成日時:2018年1月27日 8時