【NARUTO】愛されている蝶 (ページ2)

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1話ページ2

ナルトの試験合格後から始まります
┈┈┈

「あれ？ナルトォ！何でオマエがここにいんだよ！」

少しバカにしたような驚いたような声が響く

「今日は合格者だけの説明会だぜ」

「お前さお前さこの額宛が目に入ンねぇのかよ」

自慢げに額宛を見せるナルト

『うずまきくん！』

いつもおしとやかなAが声をあげる

そのままナルトの両手をナルトより小さな手で包み込む

『合格したんですね！おめでとうございます』

ニコッと自分のことのように喜ぶA

「あ、ありがとう///////(Aちゃん可愛いなぁ～//////)」

「ちょっとそこの席通してくれる！」

「(さ、サクラちゃん/////)」

「(も、もしかして俺のとなりに/////ﾄﾞｷﾄﾞｷ)」

と考えるナルトだがナルトの予想を遥かに上回る

「ナルトどけ！私はAと一緒にあんたの向こう側に座りたいのよ！」

と言うサクラ

「え？」

クルッとナルトが振り替えるとかなりの美形の男の子が座っていた

「(はっ！こ、コイツはくノ一クラスで人気ナンバー1だった男!!!)」

「何だよ！」

美形の男の子改めサスケが強い口調で言う

「てめーこそなんだよ！」

「サスケくゥん♡隣いい!?」

ガッ!!!

「グォ!!!」

サクラに押し潰されるナルト

Aは既に自分はどこに座ろうか席を見て回っている

「(今日こそサスケ君をゲットしてやるわ！ファーストキッスは私が奪うのよ!!)」

サクラが心の中でそう思っていた

「(サクラちゃん目がイッちまってる)」

「(こんなやつのどこがいいんだってばよ...分からん...)」

じっろーーー!!

とナルトとサスケの間は鼻がくっつきそうなくらい近づいていた

「てめェーナルト！サスケ君にガンたれてんじゃないわよ!!!」

サクラが怒鳴る

「どけ！」

「ふん」

バチバチと睨み合っているナルトとサスケ

「サスケ君そんなやつやっちゃいな...」

そーよそーよ!!!と回りの女子が騒ぐ

その時...

「えー！ウッソー!!!」

とナルトの後ろの席に座っていた男の子の腕が当たり

「え？」

「あ！...わりぃ!!」

ナルトはとっさにサスケを押したので被害はなかったが

ちょうどサスケの横を通っていたAにサスケがぶつかり

サスケがAを転けないように受け止めたらAの頬にサスケの唇が付き

キスをした

『?!』

「!?!?/////」

サスケは顔を真っ赤に染めていた