5歳の幼馴染【爆豪勝己】 (ページ35)

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35話ページ35

緑谷side

治崎「よく転ぶんですよ」

緑谷「こんな小さな子が声も出さず震えて怯えるって普通じゃないと思うんですけど」

そうだ自然じゃない

治崎「人の家庭に自分の普通を押し付けないで下さいよ」

ミリオ「性格は様々だよね」

違う先輩！その方が怪しまれる！不自然だ！

ヒーローが怯えた子供をやり過ごすわけがない

緑谷「この子に何してるんですか？」

治崎「……ふぅ全くヒーローは人の機微に敏感ですね。分かりました。恥ずかしい話です。人目につくし…こちらに来て貰えますか？」

！

治崎「実は最近エリについて悩んでいまして、何を言っても反抗ばかりで」

虐待…？

ミリオ「子育て…ですか。大変ですね」

治崎「えぇ難解ですよ。子供は。自分が何者かになる･なれると本気で思っている」

緑谷「え…！？」

治崎「なんだ…もう駄々は済んだのか？」

緑谷「ぇあの…エリ？ちゃん…？」

治崎「いつもこうなんです。すみません悩みまで聞いてもらってご迷惑おかけしました。ではお仕事頑張って」

緑谷「……待って！…なんで…！？」

治崎「……あ… Aちゃんでしたっけ？あの子は非常に欲しい。そろそろ迎えに行くっと言っといてください。」

Aちゃん！？！？

ミリオ「……追わないよ。気づかなかったかい殺意を見せつけてあの子を釣り寄せた。深追いすれば余計に捉え辛くなる。サーの指示に仰ごう」

その日からはモヤモヤが募っていた。

授業の集中を欠いた