5歳の幼馴染【爆豪勝己】 (ページ4)

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4話ページ4

爆豪side

俺は学校が終わったら、いつも寄って帰る場所がある

それは幼馴染のAに会いに行く

5歳の時に個性が暴走してそれ以来起きない

約10年間眠り続けている。

成長も止まっている

医者も成長が止まっていることは分からないらしい

また、あの時みたいにAが俺に笑ってくれればいいんだ

俺はAの目を覚ますのをずっと待ち続ける

俺はいつも通りにAのいる病院に行く

その時Aの病室から人が忙しそうに出ている

何かあったんじゃないかと焦って、急いで入ると

あぁ…やっとか

爆豪「…ｯおせぇんだよ」

弱々しいAの笑顔で俺の方を見ている

俺はAが目を覚ましてからは学校を休んでリハビリに付き添う

ずっと寝てたから、体が思うように動かないみたいで、動くのが大変そうだ…それに喋るのもつらそうだ

『…ｯか…っ…きｨ』

爆豪「よく言えたじゃねぇか」

Aの頭を撫でる

勝己「明日学校終わってから来るから遅れる。明日ババアが来るからな？後、2日すれば退院出来るってさ！頑張ったな」

Aは首を縦に振って、笑顔だ

ただ、まだ弱々しい笑顔だ

Aの頭を撫でて、Aが寝た時に帰った

学校に向かって、

爆豪「…おい……相談がある」

学校をいつもより早めに行った

相澤「…なんだ」

俺は先生にAの事を相談した

相澤「…お前の幼馴染の個性はなんだ」

爆豪「…個性は２個持ちだ。1個は猫だ。もう1個は

　破壊だ」

相澤「今から校長と向かう。お前も行くぞ」

爆豪「うい」

Aが目を覚ましてからはまともに授業なんて頭に入らない

峰田「お前！久しぶりに学校に来て早退か〜？」

爆豪「てめぇには関係ねぇだろ！！邪魔だ！！」

相澤「緑谷お前もこい」

緑谷「…え？…ぁ…はい！」

クソナードも来んのか

Aのいる病院に行くと

ベッドから降りて、ぎこちない歩き方で俺に抱きついてきた

『…ｯか！…ｩつ！…ち』

爆豪「俺はかつきだ」

俺はAの頭を撫でて、抱っこした

担任が校長に挨拶をした

Aは怯えて俺の服を掴んでいる

緑谷「… Aちゃん！」

『…！！…ｯい…じゅ…く！』

喋る練習をしてるけど、まだ難しいか

校長「君はこの子達の事が大好きかい？」

Aは力強くうなづいている

校長「じゃあ、君はヒーローになりたいかい？」

『…ｯぅ…ん！』