あざと可愛い天使【男主】【九条天】

すき(天side) ページ22

一目惚れだった。

初めてあった時は、女の子だと思ってたし

いきなり男の前で脱ぐから驚いたけど

男だったなんてね。

でも、好きになったからには落とすよ。

必ずボクのものにする。


さっそく、アピールしようと思って

小鳥遊事務所に、向かっている途中。

『天く〜ん！』

その声、A？

天くんって...前まで名前で呼んでたっけ。

そう考えてたらAがボクの腕に

抱きついてきた。嬉しいけどいきなり

どうしたの？

『この人、僕の彼氏なの！カッコイイでしょ？』

ほんと、いきなりどうしたの？早速デレ期？

「メガネにマスクって不審者じゃん。
俺の方がカッコイイでしょ？」

は？

何やかんやあってさっきの男はいなくなってけど

天「いつまで抱きついてるわけ？」

まぁ、ボク的にはずっと

抱きついててもいいけどね。

話を聞くと、さっきの男に

言い寄られてたらしい。

はぁ、ボクのものに手を出すなんて

いい度胸だね。

そんなことより、その袋。

その細い腕が折れたらどうするつもりなの。

Aが持ってる袋を代わりに持って

敬語を辞めさせた。

少しは距離、近づいたよね。

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