◉ととのう ページ10
◇◇◇
岩本「どーも！」
「「「SnowManでーす！」」」
いつもより小声で始まったYouTubeの撮影。
今日は翔太くんの持ち込み企画「サウナでととのう！」
渡辺「誰にしようかって考えた時、サウナ好きに集まっていただいた。」
資格を持ってる照くん、サウナの聖地に行ってる阿部ちゃん…
渡辺「俺も思ったの。サウナ好きだけでいいのかと。一応見て貰う人に楽しんでもらうには、サウナにまだ抵抗がある人がいた方が展開的に面白いんじゃないかと、で、選出させていただきました。」
深澤「私がそれで選ばれたと言うことですね？」
サウナ経験がほぼなくて楽しみなふっかさん…
「あの…私はなんで呼ばれたのでしょうか？」
渡辺「Aはですね。こう言う時じゃないと一緒に入れないので呼びました。」
私が選ばれたのは、普段温泉とかに行っても一緒に入れないけど、こういう時なら入れるじゃんという理由らしい。
渡辺「サウナはどう？」
「銭湯とかに行ったら1回は入るんだけど、水風呂がどう頑張っても入れない。」
いつもチャレンジしようかと思うけど、結局冷たくて普通にシャワーを浴びてしまう。
渡辺「ととのっている姿をYouTubeで流れるって言うのは、ちょっと恥じらいもある。」
深澤「ととのうってそんな感じなの！？」
阿部「どんな顔してるかわかんない。」
「やばい顔になったらどうしよう(笑)」
岩本「じゃあ早速、中に入りましょうか？」
阿部ちゃんを先頭にお店の中に入った。
ふっかさんの後に続いて廊下を歩く。
利用する部屋の前に着くと、阿部ちゃんがドアを開けた。
阿部「おぉ〜なにこれ。」
「え、すごい。」
想像していたサウナの何倍もおしゃれな空間。すでに今までのサウナの概念がひっくり返った。
深澤「早速着替えて準備しましょうか？」
渡辺「じゃあ着替えます。行きますよ？せーの！」
翔太くんの合図で5人で飛ぶ。スタッフさんのOKですの声で、私たちは着替え始めた。
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作者名：雪 | 作成日時：2024年3月25日 8時
