すのうーまん⑭ (ページ48)

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阿部「痛かったり、嫌だったらすぐに言って？」

我慢だけは絶対にしないでと言われる。

「わかった。」

返事をするとすぐに唇が塞がれる。
キスは何度もしたことがある、深いキスも。それでもドキドキがいつも以上に凄い。

阿部「あ、気持ちいいも我慢しないでね？」

そう言うと亮平私の頭をなでたあと、服の上から身体をなで始める。

なんだろう…なんか変な感じ。頭がふわふわして幸せが溢れる。

言葉にできない感情に浸っていたら、服の中に手が入ってきた。

阿部「嫌じゃない？」

「うん。嫌じゃない。でも変な気分。」

阿部「ふふっ。きっとそれがそのうちシたいになると思うよ。」

色気たっぷりに笑う亮平。漂う甘い空気に私は飲み込まれた。

阿部「しんどいところない？」

「うん。大丈夫。」

優しく抱いてくれる亮平に嫌だと感じることは無くて、最後まで進んだ。

「幸せ。」

阿部「俺も。幸せ。」

亮平の体温が気持ちよくて、ぎゅーっと抱きつく。亮平も腕を回して頭を撫でてくれる。
それが心地よくて、ふわふわと夢の中に吸い込まれた。