すのうーまん⑭ (ページ47)

今日:16 hit、昨日:310 hit、合計:51,034 hit

◉初めて… ページ47

◇◇◇

⚠大人な表現があります。

阿部「ただいま～」

「おかえり。」

阿部「Aも、おかえり。」

「ただいま。」

昨日からお互いに実家に帰っていた。明日まで実家にいても良かったんだけど、2人の時間が欲しいねということで亮平の家で過ごすことになっていた。
先に私が帰ってきていたので亮平を玄関で迎える。

「ご飯食べよう。」

阿部「食べよう〜」

「家は筑前煮。」

阿部「家は色々？」

「凄いめっちゃある！」

お互いの実家のおせちの余りを持ち帰ってきた。
レンチンできるものはしてお皿に盛り付ける。

「「いただきます。」」

自分ちの味は食べ飽きてるから(大好きだけど)早速、阿部家のおせちを頂く。

「美味しい！」

亮平ママはお料理が上手と聞いていたけど、上手すぎる！
弟子入りしたいななんて思いながら箸を進めた。

「「ごちそうさまでした。」」

阿部「Aお風呂先どうぞ？」

そう言われお言葉に甘える。

お風呂に入って、亮平も入ってラグの上でまったりしてたら…

「ん？」

急に身体が後ろに倒れた。

阿部「A。あの…さ…」

顔の赤い阿部ちゃんが私を見おろす。

阿部「こういうの、俺達のペースでいいやと思ってたんだけど…その…シたくなっちゃった…」

ふわっと私に体重がかからないように抱きしめられる。

正直な気持ち、私はそういう事をしたことがないからシたいというのがわからない。勿論、阿部ちゃんに触れたいし、ぎゅーやキスもしたいと思う。でもそれ以上を知らないからわからない。

「わ、私初めてで…その…」

ㇱたいというのがわからない。と素直に言う。

阿部「そっか…嫌、ではない？」

嫌…ではないから頷く。

阿部「ゆっくり、Aのペースで進んでも良い？」

もう一度頷くと亮平は私をお姫様抱っこして寝室へ連れて行った。