すのうーまん⑭ (ページ29)

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「自信ない…」

大体は覚えたけど、細かいところまでは覚えきれてないというか身体に叩き込めてない。咄嗟に動かない気がする。

〜♪

裏で待機してると、私の順番が来てベルトコンベアが動く。

頭で考えるのはやめて、身体が覚えてる精一杯のダンスを披露した。

「え？」

佐久間「やったー！！！」

評価は完コピ。
駄目コピじゃないことに驚く。

審査員「Aさんはパーフェクト！Aさんといえばという憑依型のダンスではありませんでしたが、完全にコピーできていました！素晴らしい！」

「あ、ありがとうございます。」

どうやら完コピできていたらしい。

その後も他のメンバーが挑戦して結果発表。

深澤「優勝は…SnowManチーム！」

「「「やったー！！！」」」

初めての完コピダンス選手権はSnowManが優勝し、MVPも蓮くんが受賞して良い結果を残すことができた。

ラウ「流石だね〜」

「ありがとう。」

収録が終わり、楽屋までの帰り道。ラウが隣にやってきて褒めてくれた。

向井「Aの記憶力はホンマに凄いな！」

深澤「最早特殊能力だよ。」

「特殊能力では…ない。」

ただの慣れだと思う。とういうかふっかさんもダンスを覚えるのは早い。

「次はふっかさんにも出て欲しい。」

向井「たしかに！次はふっかさんも出てや〜」

俺、スタッフさんに言うとくわ〜と言う康二くん。

深澤「えー(笑)」

嫌そうな顔をするけど、喜んでるオーラが漂っている。

この後、本当に康二くんがスタッフさんに提案して、第二弾でふっかさんが踊ることになるのはまだ少し先の話。