すのうーまん⑭ (ページ2)

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［阿部 side］

「あ、着替え…」

阿部「昨日、ずっと衣装で汗もかいてないし大丈夫かな。」

2人で朝食を食べたあと仕事の準備をしていたらAが言う。

もしかして臭い？と自分の匂いを嗅いでみる。
昨日Aが寝てからシャワー借りたし下着はコンビニで買ってきて着替えたけど…

「…大丈夫。いつもの阿部ちゃんの匂い。」

ぽふっと俺に埋もれたAが言う。

「よかったら…着替え置いといて？」

俺に埋もれていた顔を上げて言うA。
自然となる上目遣いにドキドキが止まらない。

阿部「今度、持ってくるね。」

平常心平常心…と心のなかで唱えながら返事をした。

「おはようございます。」

向井「おはよう〜お！体調良さそうやな！」

「昨日はご迷惑をおかけしてすみませんでした。」

2人で仕事場に向かい控室に入ると既に来ていたメンバーが寄ってくる。
病み上がりということもあってゆっくり目に来たのでほとんどのメンバーが揃っていた。

深澤「昨日と服が同じということは…泊まったんだな(笑)」

ニヤニヤしながら見てくるふっか。

阿部「体調が悪化したときのために泊まっただけだよ。」

深澤「それだけ〜？」

阿部「それだけ。」

深澤「なーんだ。」

なーんだってなんだよと突っ込むのは面倒くさくてスルーして椅子に荷物を置く。

岩本「A、病み上がりなんだから無理するなよ。何かあったらすぐに言うこと。」

「はい。」

岩本「皆も無理させないこと。」

「「「はーい！」」」

照の言葉のおかげか皆Aを甘やかす。

Aはなんか嫌だと言いながらも大人しく甘やかされていた。

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作者です。

移行しました。
文字数オーバーのため前のお話の途中からのスタートになりました。申し訳ございません。

「すのうーまん⑭」も引き続きお楽しみ頂ければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。