すのうーまん⑬ (ページ29)

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Aチームのバレたという報告を聞き、特別ミッションの説明を受けた私たちは、気を引き締めながら次のアトラクションへ向かった。

「「「うおぉぉぉ！」」」

シューティングゲームのアトラクション。4人とも全力でやった結果。

「おぉ。15万点を目指していたんですけど、まさかのスタッフさんが超えました(笑)」

佐久間くんと舘様が15万点を超えた。

「さぁ次はこちらです。これはちょっと私は苦手なのですが…」

エレベーターが急降下するアトラクション。私は絶叫が大の苦手だから声出し禁止、無表情で乗るなんて無理。

無理だと3人に訴えるけど、続行しろという圧をかけられた。

「無理…どうしよう…」

ラウ「お芝居だと思って。」

最悪だと思いながらシートベルトを閉める。
恐怖から足がガクガクと震えてきた。

宮舘「大丈夫。」

そう言うと、舘様が見えないところで手を繋いでくれた。

「ふぅ〜」

1回深呼吸をすると、一気にアトラクションが急上昇して

「っっっっっ」

急降下した。

佐久間「頑張った。頑張った。」

アトラクションが停車してドアが開く瞬間、佐久間くんが頭を撫でてくれた。

その後、一発逆転を狙って陸の方に移動した私たち。

「私、お姫様が誰かわかった気がする。」

3人に耳打ちすると、おぉ〜と納得の様子。
ブルーのドレスを着たお姫様を探しにお城の方へ向かった。

「あ！あれじゃない？」

お城の表側に移動すると見たことのある後ろ姿。

でも…

「先越された…。」

Aチームに先を越されていた。

スタッフ「タイムアップです。移動をお願いします。」

ラウ「くそぉ〜」

タイムアップになり、7人で変装部屋に戻ることになった。