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［佐久間 side］
佐久間「意外と早く着いたな〜一番だったりして。」
深澤「いや、絶対にAいる。」
佐久間「あいつも早いもんな〜」
昨日俺の家に泊まったふっかと事務所の廊下を歩く。
Aも阿部ちゃん家泊まってて2人で来てたりして〜なんて言いながら今日の控室のドアをあけた。
佐久間「おはようございます〜ってえぇぇぇぇぇぇ！？」
深澤「うるさ。えぇぇぇぇぇ！？」
視界に入ってきたのは金髪のA。
「2人共驚きすぎ(笑)」
佐久間「だって、え、だって…」
深澤「どうした！？」
佐久間「いつの間に！？」
「2週間くらい前。」
「「はっ！？」」
ふっかと俺の声が重なる。
2週間前から金髪だった…だと…！？
佐久間「でも昨日まで黒だったじゃん！」
「黒染めスプレーで隠してたもん。」
佐久間「ライブも！？」
「ライブも。」
佐久間「大阪も？」
「大阪も。」
深澤「嘘だろ…」
驚いている俺達の目の前で、毎日黒彩使ってるから大分髪の毛傷んだ。と毛先を見るA。
深澤「でもなんで金髪？」
「あれですよ。」
佐久間「あれ？」
あれ…あれ…あ、
佐久間「ドラマ？」
「そう。今日解禁だから、隠さなくて良くなった。」
パリピな孔明さんの実写ドラマに出演するのは聞いていた。
深澤「そういうことか。」
「そういうこと。名古屋で金髪だったら皆びっくりするかな？」
佐久間「びっくりするだろうけど、いいんじゃない？情報解禁で既に驚いてるでしょ。」
深澤「衝撃やばいだろうね。」
「たしかに…」
堂々としてよう。と言うAに、そうしな。と返した。
「「えぇぇぇぇぇぇぇー！？」」
3人で話していたら入口から阿部ちゃんとラウールの叫び声。
皆反応は一緒らしい(笑)てか、阿部ちゃんも知らなかったんかい！
ラウ「なんで！？」
阿部「昨日まで黒だったよね！？」
「毎日黒彩で隠してたんだよ。」
俺達にした説明を改めてするA。大阪ごほうび旅行では金髪を隠す為にシルクキャップをしていたらしい。
ラウ「ファンの子たちびっくりしてるだろうね。」
阿部「だろうね。俺達でこれだもん。」
向井「えぇぇぇぇぇ！？」
目黒「A！？」
岩本「どうした！？」
その後もメンバーが来るたびに入口から叫び声が聞こえる。その度に説明をしていてAが大変そうだった。
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作者名：雪 | 作成日時：2024年3月17日 7時
