頭空っぽで逝きてぇな (ページ3)

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賑やかー〜ページ3

開けた先はBARだった。
男は私の手を離し、背中を押す。
パッと周りを見る。

カウンター席には頭に手をつけた男の人

カウンターにはワイングラスを拭いているモヤモヤしている人

壁にもたれているサングラスをかけた人とトカゲの人

仮面をつけたマジシャンのような人

ナイフを磨いている制服を着た女の子

……………はい、完全に犯罪者の方です。はい

いやめちゃめちゃ見られとる。恥ずい

いや、犯罪者予備軍ならまだしも………ねぇ？

まぁいいや
死ぬ気あるから犯罪者に殺されてもやっったー
死んだー！ぐらいだわ私

相当イカれてるわ。

『え………えー…………このツギハギの人に着いてきました。……魔性Aです…………………あー………個性は魔法です。』

やば自己紹介なくて事故紹介じゃん時戻したい

『あー、個性で出来ることは………………確か
戦闘、回復、防御くらいです。
ヨロシク？お願いします？』

出来ることなんて忘れたわ。
どうでも良すぎて

個性もてあましているやつなんていっぱいいますもんね

「荼毘、こいつどっから連れてきた」

手だらけさんが話す
いやハンドマンか、ハンドマンでいいや。

「廃ビルで飛び降りしようとしてたから連れてきた。」

あっダビ、貴方ダビって言うのね。

「えー大胆過ぎない？荼毘くん？」
サングラスかけているダンディな人が話す。

ダンディなのに女性口調。ギャップ萌え可愛い

「へぇーAちゃんって言うんですね！カアイイです！チウチウさせて下さい！」

「「黙れイカレ女／破綻者」」

「むー！酷いです。」

今度は制服を着た子。あだ名(?)イカレ女と破綻者って酷すぎじゃん、、、

「嬢ちゃん、大丈夫？これが平常運転だから気にしなくていいよ。」

マジシャンの人が話しかけてきた。優しい

「とりあえず皆さん落ち着きましょう。魔性Aさんが困っているでしょう。」

あら優しい。モヤモヤの人

「そうだ、一旦自己紹介だろ」

あらトカゲの人もだ。

～～～～～～～～自己紹介中～～～～～～～～