彼は… ページ3
最初は面白い人だな、としか思わなかったのに…
『これからよろしくね!一ノ瀬君!』
この時の彼女の笑顔がとても綺麗過ぎて
「こちらこそよろしくね、雨野さん。」
胸が高鳴った。
ーーーーー
友達になった俺達は、ゲームや音楽の話で意気投合し次第に仲が良くなっていった。
『彼方君、もうそれクリアしてたの!?私この間徹夜してもクリア出来なかったよ!』
「これをこうすれば…」
いつの間にか名前で呼び合うようになり
「Aちゃん、最近どういう音楽聴いてるの?」
『最近はこのバンドとかよく聴いてて…』
ずっと一緒にいる仲になっていた。
Aちゃんのおかげで、友達もたくさん出来た。
「一ノ瀬おはよー!」
「一ノ瀬〜一緒に弁当食べね?」
こんな風に声をかけられることも多くなっていた。
ーーーーー
そして、
『もう私達中3なんだね〜』
「そうだね、Aはどの高校受けるの?」
『教えないよ、彼方みたいに頭良くないもん』
気付けばもう、卒業まで1年しかなくなっていた。
2人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
真琉(プロフ) - 三日夜 雪璃さん» ありがとうございますm(_ _)m励みになります!! (2019年3月14日 12時) (レス) id: 12333a924c (このIDを非表示/違反報告)
三日夜 雪璃 - 続きたのしみにしてます! (2019年3月12日 20時) (レス) id: e3ad85cddf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:真琉 | 作成日時:2019年3月12日 9時