黒と白の念子 Ⅱ (ページ6)

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56話ページ6

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と、言うわけで、サリバン様の命の元、
私は今オペラとイルマ様の監視をしております。

オペラ)ふむふむ、これは、人間界でいうデートですね

A)イルマ様、初めてのデートでアクアケースとは随分と良いセンスを持って……いや、アメリさんがたてたプランのようですね

イルマ様達含め、我々が居るのはレジャー施設
アクアケース
水族館とプールが一体化した施設だ。

我々は認識阻害メガネをかけ尾行しているため、
服は使用人の服のまま。

2人が滑りたいを滑る時は先回りし、下で待って見守る。

A)イルマ様、楽しそうですね

オペラ)はい。これはもう、見守らなくてもよろしいのでは？

A)ですね……では、我々は職務放棄でもしてデートというものをしてみますか？

そう言って私はオペラに手を差し出すと、
オペラはえぇそうですねと返事をし握ってくれた。

A)では、まずは……

オペラ)まずは、水着に着替えましょう

A)はい？

オペラ)さぁ！早く！水着に！

と、オペラの圧に押され私は水着に着替えた。

白のビキニで、胸の真ん中には黒念子の装飾品がついており、下はサイドにリボンがついているシンプルな水着だ。

A)私を水着に着替えさせておいてオペラは着替えないんですね

オペラ)私はいいんですよ。水着に着替えさせたのも私が見たかっただけですので

そう言うオペラにこの悪魔めと呟き、
私達は色々な所を回った。

一緒にデザートを食べたり

A)ここの食べ物は見た目悪いですが味は良いですね

オペラ)そうですね。

バレーボールもした。
本気のバレーボール

悪魔)あのカップルデビやべぇ！

悪魔)早すぎてボールが見えんぞ！

入間)あれ、オペラさんとAさん？

本気でやりすぎてイルマ様に気付かれたけど、
私達もデートだと伝えたら納得してくれた。

入間)(私達も(・)？……あれ、これって僕らもデートなんじゃ！？)

そして、遊び尽くし満喫して帰宅した。

サリバン)もう！何で君たちが遊んでるの！監視の為に行ったんでしょ！

オ/A)申し訳ありませんでした