黒と白の念子 Ⅱ (ページ38)

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88話ページ38

しかし、出場していると言ってもほぼ待機だ。

ケロリさん曰く、
さすがにA先生出したらすぐ終わって流石につまらない
との事。

私の出番はラストのようだ。

しかし……布面積が少ない……

おへそは見えるし、
肩も谷間も腿も見える……

それに、スカートと言うものはバビルスの制服ぐらいしか履いたことがないので、ここまでふわふわでフリフリなのは妙に動き辛くで敵いませんね……

慣れない服でソワソワしていると、
ようやく私の出番が来たようで……

ケロリ)その前に衣装チェンジします！

……はい？

え、このフリフリ着て座っていただけで、
衣装チェンジ……とは？

訳もわからず私は着替えさせられ、
ふわふわから、黒いアメリさんと同じ服装に変えられた。

違う所と言ったら、胸元に白の念子の装飾品があるぐらい

そして、こらから私も出場する歌について説明をうけ、
分かりました。と返事をすると、
ステージへ立った。

マチャラ)おぉー！チームくろむ、ここで待機していた美しい女性が出てまいりました！！えーと、彼女の名はA！彼女は一体何を魅せてくれるのでしょう！！

※ここからイルマポジ割と取ります。

入/ケ)いくぜ！！

A)悪魔たるもの油断は禁物、ある日突然ハートを奪われる〜ズッキュン♡あぁ、可愛いあの娘はKOAKUMA、髪先触ってごらんスルリとエスケープ

入間)あぁザンネン触りたい？その先も？そんなに言うなら遊んでアゲル♡

ケロリ)好き？おこがましいヒザをつけ

A)私のためなら魂ぐらい捧げなさい

入/ケ/A)KOAKUMA.KOAKUMAキミごときふりまわしてアゲル

と、私はギターを弾きながら歌い踊って魅せる。

ケロリ『A先生！私たちは勝つために可愛いを捨てます！最初はかっこいいから入るのでいつもの無表情でOKです！ただ、後半可愛いを出すので出来ればいいんです！その時はとびっきりの笑顔、お願いします！！』

そう頼まれた………

イルマ様からも

入間『絶対勝ちたいんです！！お願いします！！』

と言われてしまった。

私はサリバン様SD、そして、バビルスの教師……

主と生徒の願いは聞かなければならない……

イルマ様の原曲ピアノ演奏が始まり、
私とケロリさんは白のふわふわ衣装に早着替えをし……