209話 ページ9
本日は、私、シュラム・A。
オペラとデートしています！
事の発端は、サリバン様から……
サリバン『君たち付き合ってるんだよね？』
オ/A『はい。そうですが？』
サリバン『カップルぽくないよね〜そうだ！今日2人共仕事の事は忘れて遊んできなよ！僕も今日は家に居るし人間界で言うデート？でもして楽しんでおいで〜』
と言われ、私達は今、魔ーケードゲームセンターへやってきました。
オペラ)ゲームセンターとは、また珍しいですね
A)ショッピングやウォルターパーク、アクアケースはオペラと行けてますので、たまにはゲームセンターで思いっきり発散でもして楽しもうかと思ったのですが…
オペラ)いいですね。では、沢山景品でもとっていきますか
と、言う事で、まずはコウモリキャッチャー
人間界でいう、UFOキャッチャーと言うやつです。
リズミカルな音を鳴らし、
取り出し口にクマの人形の景品が落ちる。
A)一発ですね。さすがオペラ
オペラ)私、Aに出来ない事は無いと思ってましたが、コウモリキャッチャーは苦手なんですね。意外です。
そう、何を隠そう、実は私、大抵の事はできるが、
何故かコウモリキャッチャーだけは不得意のようで、
上手く景品を取る事ができないのだ。
A)何故か取れないんですよね……景品の形、重さ、アームの強さや速さなど計算して押してるんですけど……何故かいつも微妙にズレてしまって……
と、景品と睨めっこしながら話していると、
ﾌﾌと微かに笑う声が聞けた。
その声の主…オペラに目を向けると、
口元に手を当て笑うオペラ。
オペラ)すいません…つい、Aが可愛くて
真剣な顔で、真剣に計算して全てハズすのはある意味才能ですねと、一言呟くオペラに、
揶揄わないでくださいよ。と少し頬を膨らませ言う。
A)あ、シューティングゲームありますよ！やりましょう！オペラ！
そう言って私はオペラの手を引いてゲーム機の前へ行く。
オペラ)勝負しませんか？
A)いいですね。勝負するのでしたら、負けた方は勝った人の言う事を一つ聞くと言うのはどうです？
オペラ)いいでしょう
と、シューティングゲームでの勝負は引き分けで終わった。
オペラ)さすがですね
A)オペラこそ
こうして、私とオペラは沢山のゲームで遊び尽くし……
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 59人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：モンブラン | 作成日時：2023年8月24日 16時
