黒と白の念子Ⅴ (ページ44)

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244話ページ44

ピケロ)ちょっと〜あんま暴れないでよ！足場作り辛いじゃん！

ガープ)なんだがウォルターパークを思い出すでござるな

リード)なーんでトラブルになると楽しそうなんだあのチーム

と言うが、楽しそうなのは彼らだけではない。

いいぞー！いけいけ！カッコいいーー！
などの歓声が響き渡り、リード君達は周りを見回す。

その歓声は、海に来ていた地元民。

リード)あれ？なんか…盛り上がってる？

さて、何故皆盛り上がっているのか？

答えは簡単。

ここはリゾート！セイレン島！
心地よい気候に身をゆだねたいのは悪魔たちだけではない
多くの海洋魔獣が集まり縄張り争いを巻き起こす

つまり…
地元民はトラブルに慣れている

のである。

地元民)やってまえーーー！！

浜では……

オペラ)すごい盛り上がりですねなんでしょう

ジューとヤキソバを焼くオペラに

ソ/ア)さぁ？

ヤキソバを食べながら知らんぷりするプルソンくんとアロケルくん

そして

悪魔)すいませーんヤキソバひとつー！

と、注文する地元民に対し

カルエゴ)出店じゃない！！

と言うカルエゴくん達。

そんな彼らの元に私はやってきました！

A)おや、美味しそうですね。私も一つ頂いても？

オペラ)A……どうぞ！召し上がってください

A)ありがとうございます

カルエゴ)A先輩。この騒ぎが何か知っていますか？

A)………さぁ？ご自身の目で確かめられては？あ、美味しいですよ！オペラ

オペラ)ありがとうございます

カルエゴ)ﾁｯ

さっ、茶番はこのぐらいにして、
我々がヤキソバを作り食べている間、
問題児達はと言うと、
それぞれ、力を発揮しクラーケン討伐をしていた。

クラーケンは残っている足で額を守りはじめ、
それを見たジャズくんは、額が弱点だと瞬時に見抜き皆に伝える。

アズくんが攻撃するも、
クラーケンは倒れる事なく、ダメかと思われていたが……

アリス)隙間があればいい、任せました！イルマ様！

水面から上がってきたイルマ様とクララさん。

クララさんの家系能力で羽を出してもらったイルマ様は、
弓に変え、隙間を狙い撃ち込んだ。

そして、見事命中させクラーケンは倒れる。

メフィ)ハハ、やるじゃないか…ルーキーたち

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