226話 ページ26
丸々一冊私の事がびっしり書かれていた。
ダリ)これ、カルエゴ先生のモモノキ先生用ノートですよ。一冊丸々キミのための言葉が詰まってる。
バラム)嬉しそうだったもんなぁ…新しく後輩が入ってくれて
ダリ)伸び代のある新入りがきたってね
スージー)でも本人には言わないのよね〜
いつの間にかスージー先生も来ていて、
3人はそれぞれカルエゴ先生の事を話する。
そんな彼らの背後から、
話題の人物、カルエゴ先生が現れた。
カルエゴ)ちょっと、勝手に私物を持っていかないでください
ダリ)ごめんごめーん間違えちゃって中は見てないから！ねっモモノキ先生
そう言ってカルエゴ先生にノートを返すダリ先生。
しかし、そのノートはカルエゴ先生本人の手には渡る事なく………
A)ほぅ、コレは一歩間違えたらただの変態ですね
カルエゴ)なっ！？貴様っ！！いつから…‥と言うか返せ！！
ダリ先生の手からノートを受け取る…‥と言うより奪い取り
ものすごいスピードで中を見たAさん。
そんな彼女にカルエゴ先生は鬼の形相で取り返す。
そんな事が起こっている中私は顔を真っ赤に染め、
思考停止しその場に固まっていた。
カルエゴ)モモノキ先生？顔が赤いですが
そう言ってカルエゴ先生は私の額に手の甲を当てる。
私は恥ずかしさなどの感情でその場に倒れた。
バラム)わっ！倒れた！
スージー)モモノキ先生！！
ダリ)ちょっとカルエゴくん！
カルエゴ)えっ
A)やはり、変態ですね。カルエゴくん、セクハラはよろしくありませんよ。
カルエゴ)意味の分からんことを言うな！お前は何故ここにいる！！
A)仕事を終えコレからサリバン様に報告に行くんですよ。それより、カルエゴくん責任とってモモノキ先生を医務室へ運んでくださいね。では
カルエゴ)は！？何故俺が…っておい！待て！おーーーい！！
ー
ーーー
ーーーーー
モモノキ)そんな感じで今に至る……ワケだけど……
出会いの話を一通りし終えると、
生徒達は目を輝かせて叫んだ。
エリザ)ブラボー！
クララ)魔ーベラス！！
アメリ)感動しました！！
エリザ)カルエゴ先生昔から作ってるのねびっしりノート！きゅんきゅんした♡
ケロリ)そういうとこズルいですよね
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作者名：モンブラン | 作成日時：2023年8月24日 16時
