検索窓
今日:4 hit、昨日:10 hit、合計:185,889 hit

傷つく ページ47

「あ、優馬!」

優「なに?」

「デートのことなんだけど……」

優「ん?」

「いかない方が、いいと思う」

優「え……」

田「えぇぇぇぇ!」

「いや……」

優「なんでッ?」

「行っても傷つくだけだよ……」

田「いや待て待て!濱中!」

優「山上さんが、何をしたって言うの……ッ?」

「あ、いや……優馬を遊んでるんだよ」

田「えぇぇぇぇ!」

優「あんな優しくて、可愛い子が、そんなこと……しないよッ!」

「……するんだよ!考えなよッ!あんな可愛い子が、あんたみたいな陰キャの相手なんかするわけないじゃん!」

優「そうかも…だけどッ!


……もういいよ!Aなんか知らないよっ!」


原「あんたなんで、さっきあんなこと言ったの?」

「いや…優馬が遊ばれてる事は、事実だし……」

原「どーゆーこと?」

正「からかって、山上のスマホから坂本たちがデート誘ってるらしいんだよ ね」

原「それ、ホントなの?」

「私とまさが、聞いたよ。優馬の事利用してるらしいんだ」

「あと……これ……証拠になるかわかんないし、盗撮だけど……スッゴいいいとこで撮れた」

私は、さっき撮った動画を見せた

「こんなの……優馬めっちゃ楽しみにしてたのに」

田「確かに、これ若林が知ったら」

正「そんな理由でデートしてるって知ったら傷つくってか、からかわれてるわけじゃん」

田「じゃあこの動画を見せるのも無理だしなぁ」

原「デートは決行するわよ!」

「結局行くの?」

原「だって、私が服買ってあげたんだから!」

正「それだけ?」

原「当たり前よ!お金かかってんのよ!」

正「なんか怒ってる?」

原「怒ってないわよ!」

「いや、怒ってるじゃん」

原「知らないわよ、そんなの!てゆうかあんた!」

「はっはい!」

原「まだ若林のこと好き?」

「あ、あぁまぁ……もう嫌われたけど……ね」

原「じゃあ!あの女めったんぎったんにしましょ!」

「はぁ?」

原「とりあえず東条!あんた川崎、堀江、今泉、小田原、波賀、清竹に濱中の家に集まるように、声かけといて!」

正「はぁ?」

原「早くしろっ!」

正「あぁあぁ!はーい」

デート→←近道



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (120 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
358人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:★ドナルド☆ | 作成日時:2019年4月21日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。