俺のスカート、どこいった？

原田せんせー ページ35

工場長｢ほら…見て？先生たちの顔、お前らの代わりにこうやって謝って怒鳴られて…可哀想じゃない？｣


原田｢ちょっといいかしら







あんたも若い時、間違ってたよね？で、間違った時、上司の人に頭下げて貰ったんじゃないの？｣

工場長｢なんだよその話…｣

原田｢そんなことして貰ったやつが、自分が上司になった今、人のために謝れないってどういうことよ！｣

工場長｢なんでお前にそんなこと言われなきゃいけないんだよ！｣

原田｢それが、上の責任だろ？職場体験受け入れた時点で、わかり切ってたことだろうが！｣

工場長｢じゃあ！お前謝れよ｣

原田｢は？｣

工場長｢お前、こいつらの担任だろ？上司だろ？え？そうだよね？校長とかこの人とか謝ってるのにお前、謝ってねぇじゃん全然！来なかったのは、こいつらだろ？わかったよ……お前が謝ったら体験認めてやるよ、お前らにやりたい仕事？好きなだけやらせてやるよ｣

そんな空気の中で駒井が原田に言い放った。

駒井｢いいよ…辞めろよ…｣

「やめて……」

田中｢駒井…｣


駒井｢元はと言えば…俺が仕事できずに怒られた所から始まったし…原田関係ねぇよ！｣

工場長｢関係あるよ！あるある！俺に言っただろ？聞いてなかったのか？部下のために謝るってな？だろ？どーぞ｣

うるさい……

駒井｢謝んなくていいって！｣

「やめて……」

工場長｢どうせできないだろ？お前がなんかやらかしたわけじゃないしなぁ
！！｣

うるさい……うるさい！

ｰｰｰｰｰｰｰｰ

「ほらぁ謝れよ。なぁ？壊したのお前だろ？」

ごｯごめんなさい……

「そこは、土下座だろ？あぁ？！ほら言ってみろよ。私のせいで申し訳ありませんでした！って……」

……ｯ

申し訳！

「違うだろぉ？」

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土下座　fin→←聞こえてくる

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