検索窓
今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:52,866 hit

その壱 絶対は絶対にない5 ページ6

Aside


みやび「そんなの...正々堂々とは程遠い」


武田「それでいいんだ

それが戦なんだよ」


みやび「武将の血...」ボソッ


明智「いくら武田くんでも
そんなの無茶に決まってるよ!」


上杉「示し合わせたように
205本の旗印 一体何が起こってるんだ」


すると黒田くんが井伊くんの肩をつつく


井伊「何だ?」


黒田「まさか...」


井伊「おいおい...え?何?

俺が他の連中に武田を倒す旗出せって
そそのかしたとでも?

おいやめてくれよぉ」


みやび「井伊くんが?」


井伊「武田、絶対生きて帰ってこいよ
修学旅行言ってお揃いの木刀

買いたいじゃん」


武田「なせば成る
なさねば成らぬ 成るわざを」


そう言って武田くんは教室を出た


そして椅子を並べ
黒板に映し出される映像を眺める

みやびちゃんと
信長くんと秀吉くんと私は

まだ椅子を並べていない

するとみやびちゃんが
席を立って教室を出ていった


秀吉&A「『みやびちゃん?』」


すると続けて信長くんも教室を出ていった


武田くんはどうやらトイレに隠れている様
トイレのドアに鎖をつけ奥の個室に篭っていた


伊達「武田、何を考えてる?」


秀吉「さすがの武田も
205人相手にするのは無理やろ...」


黒田「いや、逆説的に考えれば
これは大いなる好機」


秀吉「ん?どういうこと?」


黒田「旗印戦は勝てば
相手がもつポイントを獲得出来る

もし武田が勝てば
一拳に205ポイント獲得

つまり...」


秀吉「つまり!武田が勝てば
一気に総長に近づく!」


上杉「それだけじゃない
旗印戦は
旗印を掲げた側が負けた場合

旗印戦の参加資格は奪われる」


明智「でも挑戦される側が負けても
獲得したポイントは減らず
そのままです」


秀吉、黒田「つまり!」


秀吉「つまり!
武田は負けても失うもんがない!」


黒田「あのさぁ 秀吉くん 何なのかな
さっきから 自分で喋ればいいじゃん」


本多たち「座れ!座れ!」


黒田「今喋ってるから待って」


本多たち「座れよ!」


黒田「うるせぇ
見ても分けんねぇだろ
馬鹿なんだから お前ら」


上杉「しかし 武田は
なぜトイレに籠ったものか」


伊達「それは!!」


伊達くんが
変な格好で変な動きをしながら
黒板の前にくる


伊達「作戦を練る為だ」


黒田「さっきから誰なんだよ!」


伊達「気づくの遅くないか!?
フレディ・マーキュリーだ」


黒田「何で!?」


伊達「私とフレディは9月5日
同じ誕生日」







文字数

その壱 絶対は絶対にない6→←その壱 絶対は絶対にない4



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (172 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
642人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

あみてぃーぬ(プロフ) - 駆凪さん» コメントは絶対にお返しするタイプなので!駆凪さんもコメントして頂きありがとうございます!あともう少しなので更新をお楽しみに! (2022年9月7日 19時) (レス) id: 13fd001703 (このIDを非表示/違反報告)
駆凪(プロフ) - あみてぃーぬさん» なんか返信ありがとうございます。 (2022年9月7日 8時) (レス) id: a1142e8383 (このIDを非表示/違反報告)
あみてぃーぬ(プロフ) - 駆凪さん» コメントありがとうございます!私は、新信長公記の他に、競走の番人とかテッパチとかオクトーとか見てます! (2022年9月7日 6時) (レス) id: 13fd001703 (このIDを非表示/違反報告)
駆凪(プロフ) - 誤字りました。見てましたか? (2022年9月7日 3時) (レス) id: a1142e8383 (このIDを非表示/違反報告)
あみてぃーぬ(プロフ) - 駆凪さん» コメントありがとうございます!後もうちょいです! (2022年9月6日 13時) (レス) id: 13fd001703 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あみてぃーぬ | 作成日時:2022年7月25日 2時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。