金田一少年と皇少女の事件簿 2

金田一少年の殺人11 ページ48

はじめside



俺は公衆電話で佐木に電話をかける


はじめ「俺だ
何も言わないで、
1人に慣れるとこ行って？」


📞佐木(先輩何やってるんですか！)


はじめ「あ"ぁ...
公衆電話探すのも一苦労だわ」


📞佐木(じゃなくて
もう、今何処にいるんですか！？)


はじめ「悪ぃ、心配かけてるよな」


📞佐木(早く警察に行ってください！
もう全部先輩のせいになってるんですよ！)


はじめ「だろうね〜
美雪は？カンカンだろ」


📞佐木(カンカンどころか半泣きですよ

"はじめちゃんは犯人じゃない"
って言い張ってます)


はじめ「そっか

Aは？学校に来てる？」


📞佐木(あぁ...それが...
来てないんですよ、
朝っぱらから閉まった校門
飛び越えて爆走してましたよ〜)


はじめ「そっか...
学校に来てないのか...

あのさぁ佐木
パーティーの日
お前が撮影した映像ある？」


📞佐木(映像？
はい、あります)


はじめ「取りに行くよ

→でも普通に行ったんじゃ捕まるか
じゃあさ頼まれてくれる？」


📞佐木(僕がですか！？)




俺は頼んでおいた
公園の中に誰もいないか確認して入る

実は佐木に
コインロッカーの鍵を
ベンチの隙間に引っ掛けて貰っていた


それを取りちかくのコインロッカーを探す
放課後だったので既に当たりは真っ暗


そして200円コインロッカーを見つけ
鍵の番号と同じロッカーを探し、
鍵をさしてあける開ける


中には白蛇村のキーホルダーと
謎のキーホルダーが付いた
ボディーバックが入っており
チャックを開けるとタブレットがあった


背負って走り出した途端
向こうには警官がおり
反対にも職質をしている警官がいた



はじめ「やっべ」


誰もいない道路の方へ行くと
突然ライトを付けた車がゆっくり止まる


その車の持ち主は、都築さんだった





Aside


一方、
佐木が公園ではじめの指示を待っている間


Aは家で考え事をしていた




『うーん.....』トントントントントントン



すると
ショートカットのメイドが
こちらに寄ってくる



メイド「A様、
貧乏ゆすりが凄いですよ？
なにか悩み事でも？」



『いやー...それがねぇ』


メイド「もしかして、
はじめ殿の事でしょうか？」


『うん...

密室殺人のトリックは
もう分かってるんだけど...

犯人がまだ...』

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