金田一少年と皇少女の事件簿 2

金田一少年の殺人10 ページ46

Aside


私は走りながら腕時計を見る


『この時間帯なら今は休み時間...！
全力で走れば行ける...！』


私は全力で走りながら
スマホで佐木君に電話をかける


『もしもし！？』


📞佐木(A先輩！？
どうしたんですか！？)


『ちょっとあるものを渡しに行くから
校舎裏で待っててくれない？』


📞佐木(校舎裏！？
でも先輩今学校の外ですよね？
門、閉まってますよ！？)


『大丈夫！』


📞佐木(てか風の音凄いですよ！？
大丈夫ですか！？)


『平気平気！
走ってるだけだから！』


📞佐木(走ってる！？

走るだけでこんな音鳴るんですか！？)


『ごめん風の音で聞こえなかった！』


📞佐木(えっと
とりあえず校舎裏で
待っとけばいいんですね！？)


『うん！ごめん急に！』


📞佐木(大丈夫です！
一応僕、金田一先輩の下僕なので！
今は金田一先輩いないので
A先輩の下僕です！)


『あはは...下僕って笑
でもホント急にごめん！ありがとね！』


📞佐木「お易い御用です！」


『そろそろ着くから！電話切るね！』


📞佐木(早っ

分かりました！
僕も校舎裏で待ってます！)


そして電話を切って
カバンにしまう


そしてすぐに門の近く
目の前には閉まっている門

私は勢いよくジャンプし
門の上に片手を付いて
脚を横にして飛び越える

そして着地し
また校舎裏に向かって走りだす


そして佐木君を見つける


佐木「あっA先輩！」


『お待たせ』


佐木「でー渡す物って...？」


『あぁ、これ』


私はポケットから
ある物を取り出し佐木君に渡す


佐木「キーホルダー？
なんですか？これ」


『ん？キーホルダー』


佐木「あぁそこじゃなくて
これってただのキーホルダーですか？」


『あぁ、

それ、キーホルダーの中に
盗聴器が埋め込まれてるの』


佐木「えっ！？」


『それでね、
はじめは多分、
当時の情報を見たがると思うの

だから、剣持さんから
タブレットを返されたら
タブレットにこれを付けといて欲しいの』


佐木「何のためですか？」


『はじめの周りの状況を知るため』


佐木「あぁ！

犯人を見つける為には
あっちの情報も必要ですからね！

分かりました！
タブレットが帰ってきたら
付けておきます！」



『ありがとう

じゃっ私行くね！』


佐木「頑張ってぐださい！」


そしてまた私は走って
門を飛び越え、行ったん家に帰った









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