金田一少年と皇少女の事件簿 2

金田一少年の殺人9 ページ45

Aside


そして私は学校を出てある所に向かう



『ここに来るのは久しぶりだなぁ』


？？「やぁ！久しぶりだね！A」


『お久しぶりです、和彦(かずひこ)さん』


和彦「皇探偵事務所へようこそ」


そう、ここは父方の弟の探偵事務所

皇探偵事務所である


和彦「さぁさぁ！ここに座って！」


そう言われてソファーに座ると
紅茶を持って来てくれる


『ありがとうございます

頂きます...ん？』


飲む直前で紅茶に違和感を抱き机に戻す


和彦「どうしたー？」


『和彦さん、なんか入れました？』


和彦「あっはは！
よく分かったねぇ！

実は砂糖と間違えて
塩入れちゃったんだー！」


『そんなもの客に
飲ませないでくださいよ』


和彦「てへっ....

で...今日はどうしたんだい？」


『...恋人が殺人犯に仕立てあげられました』


和彦 「なんだって！？



恋人いたの！？」


『問題はそこじゃないです』


和彦「すまないねぇ


で恋人が殺人犯に
仕立て上げられたんだっけ？」


『はい、一応GPSはつけて置きました』


と私は青い足跡の付いたマップをみせる

どうやらはじめは今
時任さんの神田川出版社にいるようだ


和彦「うーん

何かさぁおかしくない？」


『ですよね、

足跡が数十分止まって
殺人が起きた所に
警察が素早く駆けつけるんです

ただ早いだけじゃない...
余りにも早すぎる』


和彦「うーん
そうだねぇ」


『恐らく、私の勘ですが
私の恋人は誰かにつけられてる

そう思いませんか？』


和彦「確かに
多分君の勘は当たってると思うよ

きっと彼は誰かにつけられてるだろう」


『つけてる人が真犯人だとしたら...』


和彦「危ないね

もし彼から連絡が来たら
彼に盗聴器を仕掛けるのもありだね」


『そうですね

あぁ、あと

後輩から事件が起きた日の
動画を友人の刑事に渡す前に
私のスマホに送って貰ったんです

1度その動画を見てみますかね』


和彦「その方がいいね」


私はスマホで事件直後の動画を再生する


『ん...？』


和彦「どうした？」


事件直後の映像の1部をスクショし
事件前のパーティーが始まったばかりの

名刺を渡しあっている映像の1部を
スクショして両方を和彦さんにみせる


『気の所為ですかね

何か違和感があるんですけど』


和彦「うーん...
確かに違和感があるね
なんだろう...」


『あ

そうだ！ちょっと行ってきます！』


和彦「エッ！？

気をつけてねぇ！？」








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