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「あのー」
大きな藤の花が描かれた扉をたたく。
「はい…」
中から小さなおばあさんが出てきた。
お婆さんは私の格好をチラッと見ると
「鬼狩り様ですね、中へお入りください」
と言った。
ギイィと大きな扉が開かれる。
あの鬼との戦いで少し傷を負ってしまったので、私は藤の花の家紋の家に来ている。



「ごゆっくり」
そうお婆さんは言うと
いつの間にかいなくなっていた。
なんだか不思議な人だなぁ


ふぅと
一息つきながら隊服を脱ぎ、肌触りの良い浴衣に手を通す。
ジンジンと痛む足をさすりながら、縁側に腰を掛ける。


外をぼけーと見ていたら
「任務ゥ、任務ウゥ」
いきなり言われて心臓が飛び出るかと思った。
「びっくりしたぁ」
てかまだ私ここに半日もいないんだけど
「ねぇ場所はどこなの?」
「那田蜘蛛山ァ、明日直ちに向かえェ」
那田蜘蛛山か
いかにも蜘蛛が出そうな名前だな。



そして明日かよ
早いなオイ
そんなに人手が足りないのだろうか。
はぁゆっくり休みたかったのに
今日は早く寝るしかなさそうだ。


小さなため息をつきながら
私は布団にもぐりこんだ。

九→←七



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設定タグ:鬼滅の刃 , アニメ , 漫画   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:うめすき x他1人 | 作成日時:2020年6月27日 21時

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