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五十二 ページ18

だいぶ時間が過ぎ、夕方になったころパズルは完成し、かなりさゆと月さんとの仲は深まっていた




貴「じゃあそろそろ行きましょ?さゆまた来るね!」




さゆ「うん!またね!」




さゆに見送られて、月さんと家を出た




貴「ね、月さん。キラのこと絶対に捕まえましょうね」




月「あぁ…もちろん。キラを必ず捕まえてやる…!!」




よく平気で嘘をつけるものだ、そんなことを思いながら月さんと雑談をして歩いて行くと気づけばもう到着していた




貴「あ、ワタリ!もうみんなついてる?」




厳重な檻の扉を抜けるとワタリが待っていた




ワ「………Lは今とても不機嫌なのでお気をつけて」




ワタリが耳元でボソッと言った瞬間ぞわっとした




私は深呼吸してから扉を開けた




貴「Lただいまー…!」




L「……………………」




Lは無言で私を見た。その目はいつもよりもちがくて、目だけで怒っていると判断できた




L「模木さん、月くんに話していたことすべて話しておいてください」




貴「………私は?」




L「……………私の部屋に行っていてください」




貴「…………はーい」




Lの部屋に入り数分待っているとLが入ってきた




L「………今日は何をしてたんだ」




Lはベットに座り脚を組んだ




貴「…月さんの家で遊んでた」




L「………もし殺されたりでもしたらどうする」




貴「…………そ、れは……………でもね!聞いて、月さんの家に行って色々わかったことが…………」




全て言い切る前にLは私の手首を掴んで引っ張り、唇に甘いキスを落としてきた




それも何回も、息ができなくなるまで




貴「え……る…?」




L「………頼むから……………もう二度とそんな危険な真似はしないでくれ」




貴「…………Lもね」




私なら平気、とか色々言おうと思ったがLのその今までに見たことのない苦しそうな、悲しそうな表情を見ると何も言えなくなってしまった

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ニカ姫 - L死んでほしくないな生きてほしい (2017年6月18日 15時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
まめでん - ごめんなさい。作者です。機種変したらログイン出来なくなってしまいました…。まだ更新を待ってくださっていた方、申し訳ありませんでした。 (2016年8月5日 14時) (レス) id: 9da7cde713 (このIDを非表示/違反報告)
キカ(プロフ) - 好きです!今でも読み返してドキドキしてます。更新頑張ってくださいm(_ _)m (2016年7月22日 20時) (レス) id: a57beac9d0 (このIDを非表示/違反報告)
ナミ - 更新頑張ってください!! (2016年2月3日 17時) (レス) id: 0cbfb246c8 (このIDを非表示/違反報告)
Y - 更新楽しみです。 (2016年1月23日 0時) (レス) id: b778dac442 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まめでん | 作成日時:2015年9月3日 17時

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