夫に赤ちゃんができたって言ってみた４【ハイキュー】【短編集】 (ページ1)

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木兎光太郎の場合ページ1

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A「おーい、光太郎ー。そろそろ起きてよ」

時刻は午後5時、私は私の膝の上で昼寝をしている夫に起きるように催促した

私が洗濯物をたたんでる時に膝の上に割り込んできた

"久しぶりの膝まくらだな！"

あんな無邪気な笑顔で言われたら断れないでしょ普通

光太郎はまだ眠そうに寝返りをした

私のお腹に光太郎の顔が向いている状態

A「光太郎、寝ててもいいから聞いてね」

木兎「 ………んぁ？」

A「今、光太郎の目の前にいる人は誰だと思

う？」

やっと目を覚ましたのか光太郎はむくりと起き上がった

木兎「 ………誰って、……A…だろ……？」

まだ眠いらしく言葉がはっきりしない

A「ぶー、正解は光太郎の赤ちゃんでしたー」

そう言った瞬間ねむそうな光太郎の目がいつもよりも大きくガッと開いた

木兎「え、ちょっ俺の子どもとか全然聞いてない

ぞ？！クイズ出すのはズルイだろ！」

つっこむ所そこかよ

木兎「ん？ちょっと待て、今俺の子どもって言った

か？……え？！俺に子ども？！！やったな！！！な

まえ何にする？てか男と女どっち？あー、まだわか

んねぇのか！いつわかるんだ？」

1度に色んなこと聞かれすぎて、もう何から答えていいのかわからない

木兎「でも俺、男がいいな…… 」

光太郎はぽつりとつぶやいた

A「 …何で？」

木兎「だって女だったら悪いことしても俺怒れな

いと思うんだよな」

いきなりまじめな顔になるからびっくりしたのに何だその心配は

思わず笑ってしまった

木兎「お、おい何で笑うんだよこっちは真剣なの

に！」

A「ごめんごめん(笑) 」

でも光太郎は男の子、女の子どっちが生まれてもいいお父さんになるとおもうよ

って素直に言えたらいいのにな

この子が生まれたら言ってあげよう

私は目の前でぎゃーぎゃー騒いでいる光太郎を見てまた笑ってしまった

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木兎さんｷﾀ━(ﾟ∀ﾟ)━!

子ども一緒になっていたずらしてきそうなお父さんになりそう(*｀ω´*)