北斗くんは気づかない (ページ5)

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北斗Said
結局あの人は何だったんだろう。
まぁいいか。とりあえずあの寝坊助を起こしに行くか。
北「行ってきまーす！」
隣の家のインターホンを押しに行く。
ピンポーン
樹ママ「あら、北斗君！おはよう。まだ樹寝てるから起こしてもらってもいい？」
北「うん。わかった。」

北「樹～起きて遅刻するよ。」
樹「うーん北斗？」
北「そうだよ。起きて」
樹「もうちょっとだけ。お願い～」
北「フーンじゃ先にいくね。」
北「せっかく樹のためにお弁当作ってきたのに…食べてくれないんだね。もういいよ」
樹「あーごめん北斗。すぐ起きます。」
北「よしじゃ早く準備して。」

本当にあいつの寝起き悪さはすごいけど、もう慣れたな。
樹「北斗準備おわった。学校に行こう！」
ほんとにこいつは…まぁそうゆうところもいいんだけどね。

学校に到着

樹「授業だるいな、さぼる？」
北「絶対だめだよ」
樹「だって眠いじゃん」
北「それで中学の時苦労したんでしょう」
樹「へいへい。わーったよ」
なんやかんやあって、お昼になった。
樹「やぁー授業は疲れたな」
北「…ずっと寝てたくせに」
樹「お昼くおーぜ。屋上行くか」
先「おい、高地。ちょっといいか？」
樹「エーなんだよ。悪い。北斗先言ってくんねぇ？」
北「わかった。早く来てね。」
屋上
屋上に入ると誰かが寝ていた。
気まずいなー
その顔見ていたら昨日の先輩だった。
北「すごいきれいな顔」
大「それはありがとう」
北「わぁ！」
北斗はしりもちをついてしまった。
大「ははは(笑)ごめんそんな驚くと思わなくて」
北「びっくりしましたよ」
大「俺の顔に惚れちゃったの？」
北「違いますぅ。」
大「そうだ。俺の名前は大我。京本大我。3年生きみは？」
北「松村北斗。2年生です。」
大「じゃ北斗。おれと日曜日デート行こうよ。」